中川町幼児センター
副センター長 平川久美
今回は子育て支援センター[まめちょ]のご紹介をさせて頂きます。
・幼児センターは保護者の手を離れて集団の中で生活する場となっています。
・子育て支援センターは幼児センターに入園されていないお子さんが保護者の方、妊婦の方が遊びに来られる場所となっています。
時代と共に様々な物が変化していくのは当たり前のことですが、子育て環境も変わりつつあります。人との繋がり方の変化、遊ぶ玩具の変化、食べる物の変化と様々な変化と共に「あたりまえ」の世界が成り立って来ているように感じます。
しかし、環境は変わっても[人間]そのものは変わりません。親になり、「元気でいてくれたらそれでいい」と眺めながらミルクをあげていたはずだけれど、離乳食が始まるとどうしたらいいのか、歩くのが遅いような気がするけど心配、お話をなかなかしてくれない大丈夫だろうか、周りの子と遊べているのかなと当たり前に心配になるのが親です。時には子どもと離れて自分の時間が欲しいと思うのもおかしなことではありません。核家族化が進み簡単に子育てをお願いできない、孤独なところもあるのが今の時代なのかなと思います。
子育て支援センターは子どもが遊ぶ場所でもありますが、保護者の方も癒される場になるように願っています。家庭と言う小さな場所から、少し広い場所に出て子どもを遠くから見守る感覚(母子分離)を互いに経験したり、保護者同士の会話を楽しんだり、保育者と[いっしょに]子育ての話をすることで共感や理解を深め、「明日も頑張ろう」って思っていただける場所となるよう開放を行っています。
内容や開催日については、子育て支援センター便りを月に一度発行しご家庭にお届けをしています、沢山のご家庭に利用して頂けるよう月に一度、土曜日を開放日として設けています。
子育て中は楽しませてもらうことも沢山ありますが時には急に不安になることもあるかと思います。[いっしょに]考えてくれる場所となっています。中川町外のお友だちとの利用も可能です、是非声をかけてご利用して頂けたらと思います。
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