■DX推進プロジェクトチームの発足
中川町のデジタル・トランスフォーメーション(以下DX)の推進については、地域振興課が所管し業務を行っています。
しかしながら、DXの推進は1つの課だけで業務を遂行するのは各課との情報共有や伝達の面で、効率的ではないことから、全ての課で横断的に進めるために、8月5日に各課を横断したDX推進プロジェクトチームを発足しました。
プロジェクトチームには、課長補佐をDX推進リーダーに任命し、DX推進リーダーを通して、効率的に全ての課との情報伝達や意見集約などを行う体制を作りました。
◇DX推進リーダー
(※詳細は本紙をご参照ください。)
■地域情報化アドバイザーの招へい
役場職員に対しDXの知識を深めるために、8月28日から29日にかけて総務省の地域情報化アドバイザー派遣制度を利用して、一般社団法人コード・フォー・ジャパンの代表理事を務めている関治之様をお招きし、講話やワークショップを行っていただきました。
関様は、管理職やDX推進リーダーへの講話の中で、「自治体の人口減少は止めることが難しい。その大きな問題を解決する要素として、デジタルを活用することは重要である。
また、中川町などの人口規模の小さな自治体こそ、チャレンジしやすい土壌があり、成果を顕在化させやすい。
DXはどんな年齢の人にも可能なので、取り組んでほしい」と話されていました。
その後はDX推進リーダーへの講話と、ワークショップの主催方法を、地域振興課を見本として関様に実践していただきました。
今後は各課でDX推進リーダーを中心にワークショップを行い、課題の掘り起こしや、目指すべき方向性を共有し、その結果を踏まえて地域振興課が推進計画の策定を進めていきます。
■「DX:デジタル・トランスフォーメーション」とは
デジタル技術の活用を通して業務の効率を高めたり、新しい価値を生み出したりすることで、生活やビジネスが変革することです。
例としては、今まで紙で行っていた申請業務をスマートフォンやパソコンから行えるようにすることや、今まで目視で行っていた農林業や河川巡視へのドローン使用などにより、町民サービスの向上を図っていきます。
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