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自治体の皆さまへ

中川町地域おこし協力隊活動記(2)

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北海道中川町

■『家庭で出来る健康法』
鈴木貴奈(すずきたかな)
皆さまこんにちは。イトオテルミー療術師鈴木です。
中川町で初めての年末年始を過ごしました。
雪が静かに降り積もる中、穏やかな気持ちで新年を迎えられたことにこの町で過ごせる喜びを感じました。
1月は「テルミーを家庭で始めてみたい!」というお客様の指導や、オンライン講習・町での施術をメインに活動させて頂きました。
イトオテルミーは家庭健康療法ということもあり、器具の使い方など数回の指導でどなたでもご自宅でテルミーを使用して頂くことが可能です。
病気や怪我のケアは勿論ですが、日々のテルミーで病気になりにくい身体を作る(免疫力を高める)ことは予防医学にも繋がります。
この時期はどうしても家にこもりがちになり、身体も冷えます。お布団の中で足先が冷えて眠れないという時は、寝ながらつま先を上げ下げ・パタパタとするだけで簡単にふくらはぎの筋肉が動きます。この筋肉運動がポンプの役割となり脚に溜まった古い血液を心臓に送り返す働きを促進し、結果全身の血流が滞りなく良くなり、足先は勿論、身体がじんわりと温まってきます。
このふくらはぎの動きは「ミルキングアクション」とも呼ばれ、むくみや血栓予防にも繋がるのでぜひ試していただけたらと思います。
今年も“栄養熱„を皆さまにお届けできるように活動させて頂きますので宜しくお願いします!

■『アウトドア的観点での暖の取り方』
鈴木謙友(すずきけんすけ)
鈴木謙友です、2024年もよろしくお願い致します。
元日早々、大きな地震災害があり、何とも暗澹としてしまった方も多かったと思います。(私もその一人です)
何年かに一度、地震大国であることを再認識するような大きな地震があり、その都度災害への備えを意識し、日持ちする食料などを備蓄するのですが、喉元過ぎれば…といったところで、日々生活していくことで徐々に防災意識や備蓄の管理などが疎かになりがちなので、改めてこの機に備蓄の賞味期限などのチェックを行わないといけないですね。
今回の地震における被害により、暖をとることが難しく(家屋が倒壊、半壊し灯油ストーブや薪ストーブが破損など)、やむなく、木々を集めてコンビニの駐車場や空き地で焚火をするという写真付きのニュースを見かけました。
この焚火、当たり前ですが、木を燃やすことで煙が発生します。
その煙、実は「可燃性ガス」であり、熱エネルギーに変換することができます。つまり煙がモクモクと上がってしまった焚火は、燃料を垂れ流してしまっている状態とも言えます。
この垂れ流してしまっている可燃性ガスまで燃焼させることを「2次燃焼」といい、非常に高い熱エネルギーを得ることが可能、多くの薪ストーブはその2次燃焼を発生させる機構があり、効率良く熱エネルギーに変換しています。
さて、その2次燃焼ですが、これは薪ストーブのみならず、市販でも2次燃焼機構を持つ焚火台(当方が製作・販売している焚火台にも2次燃焼機構が備わっています)が販売されているほか、ペール缶やオイル缶、ブリキのバケツなどでも少々工夫するだけで簡易的ながら2次燃焼を発生させる焚火台を作ることが可能です。
細かい発生原理は長文となるので端折りますが、それらを用いることで、焚火でありながら高い熱エネルギーを得ることが可能で、調理や暖を取る面において非常に有用です。
災害時や、予期せぬ長期停電など、電源が確保できない場合の暖を取る方法の一つとして「2次燃焼の焚火台」、備えの一つにご検討してみては如何でしょうか。(自作方法など、気になる方にはレクチャー致しますのでお気軽にお申しつけください)

■『3月の広報』
オウゴセン
こんにちは!3月になりましたね。春の訪れを感じるこの季節、みなさんは元気に過ごしていますか?
今年の1月24日から26日まで、台湾からの三人が中川町を訪れました。昨年の11月から、台湾人向けのモニターツアーの準備を始め、スケジュールを立て、参加者とのやり取りを通じて、中川町の魅力をアピールできるツアーを企画しました。
悪天候のため、JRが運休するなどのトラブルがあり、初めはバタバタしましたが、残りの二日間は無事に終えることができました。
中川町の雪は札幌よりもパウダー状で、雪好きな台湾人にとっては珍しいそうです。森林で枝を切って焚き火をする体験も、台湾ではなかなかできないもので、参加者たちはみんな楽しそうにしていました!
私にとっても全てが初めての経験で、とても楽しかったです。スノーシューの体験では、私だけが初心者で転んでばかりでしたが、初めて雪の中に入り込んで頬っぺたで雪の冷たさを感じるのは今までにない体験でした。
たくさんの方々の協力のおかげで、今回のモニターツアーは無事に終了できました。色々なことを学び、これからもより良いツアーを提供できるように頑張っていきたいと思います。

問い合わせ先:産業振興課産業振興室
【電話】7-2816

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