丸藤英介・紗織夫妻
3月5日、生涯学習センターちゃいむのアリーナにて、農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞した丸藤英介さんの講演会と祝う会を開催しました。
農林水産祭は全国民の農林水産業と職に関する認識を深め、農林水産業者の技術改善及び経営発展意欲の高揚を図るため、国民的な祭典として行われています。
大富地区で放牧酪農を営む丸藤さんは、平成20年に中川町で新規就農され、牧草主体の放牧酪農を営まれています。現在は、北海道指導農業士や中川町乳牛検定組合組合長など、各種の役職を担い、地域のリーダーとして活躍されています。
このたび、丸藤英介さんと紗織さんは、自給飼料の効率的な生産及び利用技術並びに放牧等の環境に調和した持続的な生産・経営方式がたたえられ、一般社団法人日本草地畜産種子協会が主催する第9回全国自給飼料生産コンクールにおいて、農林水産大臣賞を受賞されるとともに、一年間の農林水産大臣賞を受賞した456点の中から選ばれる令和5年度(第62回)農林水産祭畜産部門において内閣総理大臣賞に輝きました。
講演会には町内外から約120名が集まり、『放牧を中心とした持続可能な酪農を目指して〜土・草・牛の力を借りて〜』と題した講演で、丸藤さんが酪農家を志してからこれまでの間の経験や知識を聞きました。
講演会の後には、受賞を祝う会として歓談の場が設けられ、約40名が参加しました。
祝う会では、丸藤夫妻に対し、日本草地畜産種子協会会長からの祝辞や、花束、記念品が贈呈され、夫妻からは謝辞が述べられました。
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