2月25日(日)、中川町役場前で第9回目となるきこり祭が開催されました。
きこり祭実行委員会が主催し、快晴に恵まれた中、標津町や函館市、室蘭市などの遠方から参加者が集い、中でも一番の遠方の方は東京からの留学生で、外国の方の参加者も数人いて国際色豊かな大会となりました。
このイベントは、中川町の厳しい冬を楽しむことと同時に「森林文化・技術の継承の場を創出し、山や森、そして林業を想う人々の姿が、地域の魅力であることを再発見しよう」と始まったもので、メイン企画のきこり丸太レースは、伝統的な林業道具である「とび」「がんた」「ばち」を使って200キロを超える丸太を移動させる技術を競いました。
■きこり丸太レース
今年のきこり丸太レースは、一般男子の部13チーム、一般女子の部5チーム、きこりの部8チームの合計26チームの参加があり、どの部門も白熱したレースが展開されました。
■でんきやさん体験コーナー
北海道電気工事業工業組合青年部連合会による「電気工事体験ボード」・「腰道具の展示」・「延長コード製作体験」が出店ブースで行われました。
初歩的な電気工事の体験をしたり、延長コードを製作したりして楽しみました。製作した延長コードは自宅に持ち帰り使用出来るようです。
また、北海道電気工事業工業組合青年部連合会からは、きこり丸太レースに6チームが選手として参加し、会場を盛り上げてくれました。
■子どもの雪遊び
恒例の滑り台はありませんでしたが、大きな雪山でお尻滑りをして遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
また、子ども丸太レースでは小さな丸太を引っ張る姿に会場からは温かな声援が送られました。
■飲食・物販も充実
マーケットブースでは、町内外から14団体の出店・体験ブースがあり、牛すじ煮込み、そば、豚汁、エゾシカシチュー、おしるこ、ホットワインなどの温かい飲食物に、冷えた身体が温められました。
物販等は、夢創窯・木工ノビタキさん、飲食は、道の駅なかがわandこんがり堂・バルエルリンコンチート・猟師服部・誉そば・商工会女性部・中川町職員労働組合、また町外からはT‘sBlowing・アイコファーム・創作キッチンたまさぶろうのテントが立ち並び、多くのお客さんで賑わいを見せました。
体験ブースでは、でんきやさん体験コーナーのほか、林業体験ブースと10to10(地域おこし協力隊)もありました。
林業体験ブースでは、たき火でマシュマロやウインナーを焼いて食べている姿が見られました。
◇きこりの部
優勝 遠藤工業B
2位 新生北大中川研究林
3位 遠藤工業A
◇一般男子の部
優勝 役場D
2位 とよとみ牛軍団
3位 同じ会社の初対面(一部)
◇一般女子の部
優勝 復活!きよえ親分とその手下
2位 多文化サークル
3位 きこり祭に賭ける女たち
敬称略
■協賛・助成金のお礼
第9回きこり祭を開催するにあたり協賛・助成金をいただいておりましたのでご紹介いたします。
・協賛(特別賞景品) 飛騨市様
・助成金 中央町内会連合会様
広報紙面をもってご報告とさせていただきます。誠にありがとうございました。
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