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自治体の皆さまへ

年頭のご挨拶

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北海道中川町

中川町長 石垣寿聰

新年、明けましておめでとうございます。町民のみなさまにおかれましては、輝かしい初春を迎えられましたことと、謹んでお慶びを申し上げます。
昨年は、元日16時過ぎ、石川県能登半島においてマグニチュード7・6の地震が発生しました。被災されました方々には心よりお見舞いを申し上げます。
国内では衝撃的な幕開けとなりましたが、いよいよコロナ禍を過ぎ、観光需要も回復してまいりました。
国においては、「歳出の構造を平時に戻す」という基本方針とともに、物価に負けない賃上げ、こども政策の充実、デジタル化の推進が掲げられましたが、燃油価格や食料品価格などの諸物価高騰は、とても平時とは思えない状況です。
また、地方の働き手の不足は深刻化していますが、「2024年問題」と言われる働き方改革により残業が規制されるなど、私たちの生活・生産様式が、今までの考え方、やり方では上手くいかない時代になっているのかもしれません。
近年の異常ともいえる気象から、国内では大規模な災害が毎年のように発生しています。本町では農作物の生育、収穫時期においては大きな災害事象もなく、一定の収量が確保されましたことには、関係者のみなさまとともに安堵しているところです。
一方、積雪量を見ますと、昨年度は、931センチメートルと、過去5ヶ年の平均積雪量を15パーセントほど上回る雪の多い年でした。本年の積雪は昨年を上回ると予測されていますので、温暖化との関連性はあまりないようです。
災害に強いまちづくりはとても重要な課題です。その中で、令和4年度に予算措置した災害対応特殊水槽付きポンプ車両が納車となりました。また、令和6年度には大型水槽付きポンプ車両を更新いたします。更に8月にはヤマト運輸(株)と包括連携協定を締結し、災害時や安心安全な地域づくりを双方で確認しています。消防団のみなさま、建設業協会、佐久自主防災会ほか関係するみなさまのご協力とご理解のもと、防災・減災に向け、必要な対策に努めてまいります。
昨年は、中川町の120周年を記念し、表彰式並びに各機関や団体による協賛事業が多数開催されました。とりわけ8月に挙行の記念式典では、各功労者、永年在住者133名のみなさまを表彰させていただきました。改めまして、町の礎を築いていただいた先人たち、今まで功労・在住をいただいている町民のみなさまに感謝を申し上げます。
地域間交流では、2月に旭川中川会交礼会、3月に札幌中川会定期総会、9月には札幌中川会の22名が、ふるさと訪問で来町、東京ポンピラ会の総会・交流会も再開されそれぞれ議長とともに参加させていただきました。町内イベントも含め、アフターコロナを感じるところです。
令和6年4月からは役場機構の見直しを実施しました。目指すところは分かりやすい名称、移動が少ない窓口、相談しやすい窓口、新たな業務への対応が主ですが、まだまだ改善の余地は多いと考えますので、利用者のみなさまの忌憚のないご意見、ご要望をお寄せください。
最後になりますが、町内のみなさまからの施設等への寄付、ふるさと納税、企業版ふるさと納税、町内外の法人事業者の地域貢献活動など、昨年も多くのお心遣いとご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
結びに、町民のみなさま、中川町に関りを持っていただいているみなさまのご健勝とともに、今年も中川町政に対するご理解とご協力をお願い申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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