【特集】子どもアートプロジェクトー大学生とのふれ合いを通じて学ぶー

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美しい村中札内は、素晴らしい自然環境と景観の村であるとともに、ファツィオリピアノの縁で多くのアーティストが演奏に訪れる芸術と文化の村でもあります。
この8月、5年前から始まった大学生と児童とのふれあい授業「中札内村子どもアートプロジェクト」に、武蔵野美術大学、昭和音楽大学の学生たちがやって来ました。

今年来村した美大生は、壁一面の「黒板ジャック」を皮切りに、各小学校では丸太天板へのデザイン作成、ストーンアートや植物のたたき染めなどの授業を実施。中学校では、対話型鑑賞や総合文化部の指導をしました。
音大生は各小中学校で、管楽器、打楽器、ピアノ、声楽とそれぞれの専攻を活かし、丁寧に楽しく器楽演奏や校歌の歌唱を指導。中学生とは、間近に控えた「ふれあい広場」に向けて吹奏楽部の演奏指導にも熱が入りました。
子どもたちは学生の皆さんの本気の『アート心』と指導に、驚いたり、夢中になったり、感心したり…。年齢の近い大学生とのふれあいを体験し、抑えがちだった3年間を開放するように『感じる心』を育みました。
今年、村は昭和音楽大学と協定を締結しました。このプロジェクトを継続発展させ、一緒に学び同じ時間を過ごすことで、子どもたちの豊かな感性をみがき、より質の高い教育の実現を目指します。