【特集】令和4年度決算～村の台所事情をお知らせします～(2)

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■決算を「家計」に例えると
村の決算と家計では、お金の使い道が違うため単純に比べられませんが、決算額を2万分の1にして
「収入(歳入)：34.6万円」
「支出(歳出)：32.7万円」
として、1か月の家計簿に置き換えてみました。

◇家計に例えた村の決算、収入支出差引額は
34.6万円(収入)-32.7万円(支出)=1.9万円

翌月に使うお金(令和4年度に終わらなかった事業の金額)：1.1万円
今月の残高(令和4年度実質収支)：0.8万円
※今月の残高は以下のように使われます
・定期預金への積み立て(基金への積み立て)…0.4万円
・翌月のお財布へ(翌年度の繰越金)…0.4万円

■令和4年度に行った歳出の主な事業
◇みんなが主役のまち
・役場庁舎建設事業分の地方債繰上償還…1億1,548万円
・公共施設解体撤去工事…5,335万円

◇優しさと安心が繋がるまち
・子育て世帯臨時特別給付金…3,105万円
・七色献立プロジェクト…1,084万円

■基金と地方債
◇基金
災害が発生した場合や財源不足に対応するためのお金や公共施設の整備や農業など特定の分野だけに使用する
取り崩したお金：8億9,191万円(前年度比　▲2億6,082万円)
新庁舎建設事業分の公債費の繰上償還や生ごみ処理施設整備などの財源の一部として取り崩しを行いました。
積み立てたお金：10億3,250万円(前年度比　+3億3,532万円)
ふるさと納税などの積み立てを行いました。

◇地方債
世代間の公平を保ち、負担を複数年に分けるために、村が国や銀行から借入するお金
返済したお金：5億7,020万円(元金と利子あわせて)(前年度比　+1億1,504万円)
新たに借りたお金：2億5,228万円(前年度比　▲1億8,772万円)
旧庁舎の解体撤去や上札内交流館の発電機整備、公営住宅整備などで借入しました。令和3年度の借入額が道の駅改修事業や交流の杜長寿命化事業など大型事業により多かったため、令和4年度は減少となりました。

基金の状況：今後は、中学校の教室増設工事や物価高騰対策における農業支援などの財源の一部として取り崩しを予定しています。
地方債の状況：令和5年度は借入額及び地方債残高は減少する見込みです。今後、公共施設の長寿命化事業やLED化工事で借入を検討していることから、将来を見据えて計画的な財政運営に努めてまいります。

問合せ：総務課企画財政グループ
【電話】67-2491