【特集】大公開!! 鉄道記念公園～お外で遊ぼう!歩いて健康!

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「早く遊びたい!」という村の多くの子どもたちの声が寄せられていた鉄道記念公園が、無事にリニューアル工事を終え、6月24日オープンを迎えました。原料の都合から遊具の調達が遅れオープン時期が延期されるなど途中多くの困難もありましたが、プレオープン最終日の21日下校後には約100人ほどの来園者が訪れ、見守る保護者や真新しい遊具で遊ぶ声が賑やかに響きました。

鉄道記念公園は、昭和62年国鉄広尾線の廃止とともに廃駅となった旧中札内駅跡地を利用し、「駅周辺跡地を後世に伝える歴史の足跡」として駅の面影を最大限残したかたちで造成されました。
その後令和2年策定の「中札内村公園整備基本計画」において重点整備公園に位置づけられて以来、『村民目線を重視した、子どもたちが徒歩で行ける手軽な公園』を目指し整備事業が進められたのです。
近年、自治体が運営する公園の利用者減少や利用のモラル、騒音を巡る課題などの報道が散見され、公園に対する周辺住民や人々の意識の変化がうかがわれます。一方で本村における公園とは、戸外での遊びが好きな元気いっぱいの子どもたちや、遊ぶ子どもたちの安全を気遣う近隣住民のやわらかな心の豊かさが結実する場所でもあるのです。
廃線駅の跡地から広場へと変遷し、令和の公園整備を終えた鉄道記念公園。見守る親たちの視線の先に子どもたちがのびのびと遊ぶ、高齢者がちょっと出かけてウォーキングに汗を流す、集いや遊戯、憩いの場として多くの人に愛され、明るい笑い声がまちなかに響く美しい村・中札内のシンボルのひとつとなっていくことが期待されています。

■子どもたちが、「歩いて行ける+遊具で遊べる」公園を。
◇カラフルで楽しい安全遊具。
・ターザンロープ
・スライダー(すべり台)
・チャレンジウォール
・樹脂製複合遊具
・築山…ターザンロープやスライダーの傾斜を兼ねた築山です。
・樹脂製複合遊具
・東屋・ベンチ
・ブランコ
・スプリング遊具
・噴水(ふんすい)
・ウォーキングコース(遊歩道)…ウォーキングコースとして、アスファル
ト舗装された遊歩道。1周330メートル。「万歩計で1周約500歩!」

公園に設置されている遊具は、品質マネジメントISO9001、日本公園施設業協会(QMS-SP表示)の基準に準拠した認定品です。さらに、国土交通省から平成26年6月に公開された「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第2版)」の内容にも準拠している、安全な遊具です。

◇ターザンロープ
ターザンのように樹の間を滑走する遊具です。

◇スライダー(すべり台)
築山から滑り降りる、通常よりも少し長いすべり台です。

◇チャレンジウォール
垂直の壁を登ったり、ロープをつかんで移動する遊具。

◇樹脂製複合遊具
「鉄道」をモチーフにいろいろなアイテムを詰め込んだ遊具。高さ3～5m程度です。

◇東屋・ベンチ
休憩所として、真夏にも日影が
できる擬木の東屋。

◇ブランコ
幼児用1台と普通タイプ2台の
計3台があります。

◇スプリング遊具
幼少期の子どもたちでも安心の、
座具のみが揺れる遊具です。

◇噴水(ふんすい)
センサー式で水が噴き出る噴水。裸足で遊べるようクッション性の高い舗装で施工されています。

◇歴史追想ゾーン
旧中札内駅の歴史を記念したエリア。駅の歴史、沿革を表示した看板、復刻版の「駅名標(駅名板)」を設置し、再塗装された貨車で休憩できます。