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【特集】新春座談会2024~子育てから始まる明日の村づくり~(1)

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北海道中札内村

村は、昨年より『少子化ストップ元年』として、子育て支援に力を注ぎ、「この村に住んでいて良かった」と少しでも思っていただけるように取組を進めてきました。
子育て支援から生まれる『中札内村だからこそ』の人と人とのつながりや温かさ。お集まりいただいた子育て世代から子育てを支える方々、それぞれの立場の体験から、『村の子育て環境や将来のビジョン』が浮かび上がる機会となりました。

・舘盛 洋子さん…ファミサポ援助会員
・神田 美紗さん…オブザーバー参加 ファミサポアドバイザー
・道見 泰弘さん…農家、子育て支援センター利用者
・田中 和賢さん…中札内高等養護学校 教諭
・川田 志帆さん…主婦 ファミサポ依頼会員

村長:本日は、子育てや教育に関わる様々なお立場の方々にお集まりいただいています。まず、自己紹介をお願いします。

舘盛:ときわ野に住んでいます。
子どものころから親が転勤族で、仕事も転勤が多かったため、定年後に初めて定住という形で中札内村に来ました。
2人の子育てを終え、ファミサポ※という制度を紹介されたことから、現在は援助会員として活動しています。

道見:中札内村で生まれ育ち、農業を経営しております。
現在は4人の子どもがいます。春から秋までは農繁期で忙しく、冬の間は出来るだけ子どもと過ごしたいと思っています。

田中:中札内村出身で、5年前から中札内村高等養護学校で勤務しています。
子どもは4人で、支援センターをよく利用し遊ばせてもらっています。

川田:広尾町出身で、看護師として働いていましたが、現在は夫と共に農業をしています。
子どもは2人で、上の子は2歳、下の子はまだ3か月です。子育て支援センターや産後ケア制度などを積極的に利用しています。

神田:今回、私はオブザーバーとして参加させていただいています。
私も小学生の子どもが2人おり、初めて子どもが生まれた時、夫の両親に手伝ってもらいました。しかし、子育て支援センターに行ってみるとなかなか周りの協力を得られていない方がいることを知り、ファミサポの立ち上げの際、皆さんの子育てに協力したいと思って手を挙げました。

※ファミサポ…正式名称は「子育て支援センター・ファミリーサポートセンター事業」。令和4年9月サービス開始。

◇ファミサポとは?
神田:地域の中で子どもを預かり、子育てをお手伝いする登録制の事業です。保育園や支援センターは長時間預けることが多いですが、ファミサポは保育園の送迎や買い物、家事をする際に一時的にお願いしたい時に使いやすい制度です。まだ始まったばかりの取組ですが、共働きの方などがよく使われています。
子どもを預かる側の援助会員は、救急救命などの講習を受けて登録しており、安心して利用できます。

川田:上の子が1歳の時に依頼会員として登録しましたが、最初は保育士の資格が無い人に預けるのが不安で、利用に踏み出せませんでした。ただ、農業の繁忙期に2人目が生まれたことで、家事や子育てが大変になり、初めて利用しました。
いざ利用してみると、家事などがスムーズにできて本当に助かりました。2人目の子どもは抱っこしていないと泣く子だったので、料理中に抱っこしてもらえるだけでもありがたいです。
不安もありましたが、今では、利用して良かったと思っています。

◇子育てについて感じた事
村長:村での子育てについて、いろいろな事業を行っていますが、どのようなイメージですか?

川田:産後ケア事業について、現在は利用回数が4回までとなっていますが、もっと使いたい事業だな感じています。
保健センターでの「すくすく相談」も月1回行っていますが、子どもの成長のことなど心配なことがいろいろと出てくるので、もう少し相談できる機会があれば良いな、と思うことがあります。

田中:先ほどのファミサポの話を聞いて、ぜひ利用したいと思いました。
今、我が家には0歳の子どもがいるので、1歳、3歳の子どもの方に十分構ってあげることが出来ていないのではと感じています。家事のお手伝いなどをしてもらえるとのことなので、妻に話してみたいと思います。
村に鉄道記念公園がオープンしてから、よく子どもを連れて遊びに行っています。自分が子どもの頃にはなく、子どもを遊ばせるところができてありがたいです。
子育て支援センターについても、多いときは週2~3回利用していて、周りの人に良くして頂いたり、開催されているいろいろな事業を利用させてもらっていて、感謝しています。
自分自身も中札内出身で、地域に育てられたイメージがあり、温かさを感じています。
次の世代にもそういったものを繋いでいきたいという思いがあるので、引っ越して来て良かったです。

道見:農家なので春から秋にかけて本当に忙しいのですが、冬はワカサギや海釣りなどに行って、子どもとの時間を過ごしています。
家では、歯みがきをさせたり風呂に入れたりしています。皆さんと比べるとあまり子育てが出来ていないかもしれませんが、4人目が生まれる時は、出産で妻がいなかったので料理、洗濯を一人でやっていました。実際に家事をやってみてわかることが沢山ありました。やってみて、慣れることが大事だと思います。

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