中札内消費者協会
昨年、新型コロナウイルスが、5類感染症に位置づけられたことにより、マスク着用が自己判断となり、行動制限もなくなりました。多くのイベントが開催され自由に旅行する機会も増えてきました。
それに伴いインターネットで予約した、旅行のトラブルが急増しています。
インターネットでの旅行手配は便利ですが、キャンセル料が100%かかるなどの条件がついていたり、日本語表示のサイトでも海外事業者が運営している場合があります。
■相談事例として
予約サイトには、ホテルと航空券を予約「キャンセル無料」と表示されていた。
都合が悪くなりキャンセルすると、ホテルは無料になったが航空券は100%かかった。
■注意するポイント
自己都合の場合、100%かかる等の条件が付いている事もあり、ホテルと航空券は条件が異なることもあります。別の箇所に記載されていて、見落す可能性もあります。
予約サイトを通じて契約した場合、トラブル時の問い合わせ先が、わかりにくいこともあります。また海外事業者の場合、英語対応となる可能性があります。
■トラブルにあわないように
次のことを確認しましょう
(1)サイト利用時
・事業者が日本か海外かを確認
・旅行業法上の登録がある旅行業者か
・電話、メール、チャット等窓口への連絡手段があるか
(2)申込完了前
・キャンセルの可否やキャンセル無料期間
・氏名や日程・プラン内容に誤りがないか
・旅行にかかる費用の確認
(3)申込後
・店舗での手配と異なり、対面での説明がないため、予約確認メールやマイページ上の記載内容に誤りがないか、自分自身で確認する
・事業者と契約条件が食い違うトラブルに対応するため、資料は終わるまで保管する
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