3月22日から31日まで、今年1月に起きた能登半島地震の被災地支援職員として、総務課重松和希主査が輪島市に派遣されました。現地の被災状況や避難生活の実際、村の防災に活かせる点などを聞きました。
Q:職員の皆さんはどのような環境下でどんな支援を行うのですか?
A:重松 被災地で住民の方々と同様に避難所での生活となります。
私は物資拠点の支援が担当でしたが、物資の管理から、各避難所への搬入、住民の皆さんに手渡すまでが仕事の中心でした。
Q:派遣当時の現地の復旧状況は?
A:重松 ライフラインとしては、水道は住宅敷地内の水道管が破損しているケースが多く、使用できない状況が続いていました。ガスや電気は、ほぼ復旧していました。
道路は土砂崩れや陥没で、片側通行の箇所が多くみられました。
Q:復旧の状況を見て、防災業務に対する意識の変化はありましたか?
A:重松 まずは水道ですね!
大規模な地震で水道管が破損した場合、復旧に相当の時間がかかるため、村でも水道管の耐震化と併せて、家庭での水の備蓄を呼びかける必要があると強く感じました。
次号へ続きます。
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