文字サイズ
自治体の皆さまへ

中札内村立診療所便(だよ)り(No.30)

16/28

北海道中札内村

■お薬で困っていることはございませんか?
センター薬局 薬剤師 田中 綾香

今月は中札内村立診療所の門前薬局である、センター薬局中札内店の田中薬剤師からのお便りです。
家に余っているお薬がある、家族の方が家にお薬が残っているのを見つけたという経験はありませんか。
また、最近薬の管理が大変になってきたと感じたことはありませんか。そういった困りごとのお手伝いのため、今回は残薬調整と一包化について、薬局で行っている取組を紹介させていただきます。

◇残薬調整って何をするの?
病院から処方されたお薬で、飲み忘れ等により余ってきたお薬(=残薬)を薬局・病院に持参いただき、数を差し引きして(=処方日数を調節して)お渡しすることです。この「残薬調整」により、お渡しする薬の日数が減ることで、お薬代が安くなります。
薬局では、患者さんに残薬をお持ちいただいた際、以下の3点を確認しています。

(1)どこの病院から出されたものか
今まで他の病院でもらっていたお薬でも、お持ちいただいて構いません。

(2)いつ処方されたものか、期限は大丈夫か
患者さんから、いつ処方してもらったものかなどをお聞きし、期限が切れていないかを確認します。

(3)品質は大丈夫か(薬の変色、破損がないか等)
包装が破けていないか、変色はないか等、一つ一つ確認しています。

尚、お薬手帳や薬情(お薬の説明書)、薬袋(お薬の袋)からの情報を基に確認しますので、持参していただけるとよりスムーズに行うことが出来ます。

◇お薬の管理で困っていませんか?
(1)包装からお薬を取り出しにくい、取り出すときに転がってしまう
(2)お薬の数が多く、それぞれ用意して飲むのが大変
これらの「困った」を解決して、お薬を飲みやすくする為の方法として、「一包化」があります。
この一包化とは、服用するタイミングが同じお薬を一つの袋にまとめることです。
多少の手間賃をいただくことにはなりますが、一包化することで断然管理がしやすくなります。
この他にも、普段の食生活とお薬を飲むタイミングが中々合わせられない、お薬が大きくて飲みにくいといったお困りごと等ございましたら、薬局にて是非、お気軽にご相談ください。よろしくお願いします。

問合せ:中札内村立診療所
〒089-1332 中札内村西2条南3丁目23
【電話】67-2012

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU