◆森林環境税(国税)がはじまります
令和6年度から、個人住民税のうち均等割が課税される方に対し、「森林環境税」として年間1千円を個人住民税と併せてご納付いただきます。
なお、平成26年度から、防災施策の財源確保のため個人住民税均等割を1千円(市民税500円・道民税500円)引き上げていましたが、この措置が今年度で終了するため、森林環境税の納付が開始されても負担額の合計はこれまでと変わりません。
※個人住民税が非課税の方は森林環境税は課税されません
※個人住民税の所得割についてはこれまでどおりです
◆森林を守ることは私たちの暮らしを守ること
日本の国土の約7割を占める森林は、さまざまな働きで私たちの暮らしを支えています。
▽森林が持つ主な機能
・温室効果ガスの削減
木々は地球温暖化の原因になる温室効果ガス(二酸化炭素)を吸収します。
・自然災害の防止
木々が根を張ることで土砂崩れを防ぎます。また、下草や落葉・枝などが表土の流出を抑えます。
・水源のかん養
雨水をゆっくり土の中に浸透させ、川への急激な流出を緩和するととともに、水を浄化します。
◆森林環境譲与税の活用
近年、所有者が不明な森林が増えていることや担い手不足などにより、管理が行き届かず機能が十分に発揮されない森林が増えています。そのため、令和元年度から市町村による森林整備などの新たな財源として、国から地方へ「森林環境譲与税」が譲与されています。
皆さまにご納付いただいた森林環境税は、森林環境譲与税として全国の市町村や都道府県に配分されます。
本市では、森林が持つ機能を十分に発揮し次の世代にもその恵みを継承するため、森林環境譲与税を健全な森づくりを進めるために必要な森林整備や木材利用の促進などに活用しています。
問合せ:
森林環境税:税務課市民税係(市役所1階(12)番窓口)
【電話】82-3146
森林環境譲与税:水産林務課水産林務係(第2庁舎)
【電話】82-3206
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