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市民参加の実施状況

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北海道伊達市

第8期市民参加推進会議(任期:令和3年7月2日~令和5年7月1日)から市の市民参加に対する取組の現状と課題をまとめた意見書が市に提出されました。
その一部を抜粋してお知らせします。

◆人材の確保について
市は市民参加を推進するためさまざまな取組を行っているが、その取組をさらに深めるためには限られた人材での実現は難しい。市民参加の観点においては、市民に対する情報発信は重要であるが、多様化する業務において職員の負担も増えていることから、情報発信を行い市民と市をつなぐ役割を担えるような人材を活用することも必要であると考える。また、情報発信の強化に関しては、デジタル人材の活用により幅広く職員にその技術を伝え、全庁を通してのスキルアップも期待ができる。

◆若い世代の市民参加
現在のまちづくり人材バンクは20代~30代の登録者が不在であることが大きな課題である。若い世代の市民参加を促すためには、LINEをはじめとするSNSを活用し、日ごろから市の取組について情報発信していくことが有効であると考えられる。市政に興味関心を持ってもらうための取組や、まちづくりに参加したいと思ってもらえる意識の醸成が必要と考える。

◆多くの市民が参加しやすい市民参加制度の構築
多くの市民が参加しやすい市民参加制度を構築するためには、それぞれのニーズに合わせた参加手法を用意することが有効である。
審議会においては、地理的または時間的な制約があり参加することが困難な方に対しても、対面・オンライン・書面提出などの会議の運営方法を組み合わせることで、参加しやすい環境となることが考えられる。
まちづくりの担い手確保や多様性のある意見を集めるためにも、多くの市民が参加しやすい制度の構築を図るとともに、市民参加を推進するための周知・啓発をお願いしたい。

◆まとめ
今期全体を通じて、さまざまな手法による市民参加の実施により、多くの市民が意見を出しやすい環境が整備されつつある。また、職員研修の実施や、部署を越えた連携によるワークショップの実施など、職員に市民参加が浸透してきていると感じている。
一方で、若い世代の人材バンクへの登録や、登録者数全体の減少はこれからの市民参加を考える上で大きな課題である。若い世代や新しい人材の市民参加を推進するためにも、幅広い情報発信とともに市民と市をつなぐ役割を担う人材の活用のほか、多くの市民が参加しやすい市民参加制度を構築するための一層の尽力をお願いしたい。

◆令和4年度市民参加の実施状況
▽市民からの意見募集(パブリックコメント)

▽審議会

▽説明会

▽ワークショップ

問合せ:企画財政課企画調整係(市役所2階)
【電話】82-3114

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