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健康ひろば すこやか(1)

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北海道伊達市

◆伊達市健康増進計画「第3次健康づくり伊達21」ができました
~市民一人ひとりが健やかで心豊かに生活でき、誰一人取り残さない持続可能な健康づくり~
この度、令和6年から令和17年までの12年間を計画期間とする「第3次健康づくり伊達21」を策定しました。
この計画は、健康増進法に基づく市の健康増進計画であるとともに、食育推進基本計画や自殺対策計画としても位置づけており、市の総合的な健康づくりの指針です。
策定にあたり、第2次の計画を見直して市の健康課題を整理し、12年後に目指す姿をまとめました。
▽主な健康課題
(1)生活習慣病
・生活習慣に起因する疾病による死亡者や要介護者が多い
・メタボリックシンドローム該当者は増加し、予備群は減少していない
・血圧・血中脂質・糖代謝において所見有りの人や受診勧奨者の割合が高い
・特定健診やがん検診の受診率が低い

(2)栄養・食生活
・子どもや妊婦の欠食率が増加傾向にある
・全ライフステージにおいて肥満が増加傾向にあり、高齢期ではやせ傾向者が一定数みられる
・野菜の摂取量不足が続いている

(3)身体活動・運動
・40~74歳以上では、定期的な運動習慣がある人と全くない人の2極化がみられる
・運動時間が1週間で60分未満の子どもの割合が高い

(4)休養・こころの健康
・睡眠で休養を取れている人は多いが、子育て世代はゆったり過ごす時間が少ない人もいる
・自殺死亡率は中高年の男性、全世代の女性、子ども、若い世代が高い

(5)飲酒
・生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人が一定数いる
・男女とも50代において飲酒量が多い

(6)喫煙
・習慣的に喫煙している妊婦が一定数いる
・子育て世代の男女の喫煙率が高い

(7)歯・口腔
・60歳以上では口腔機能の低下がみられる
・若い世代では口腔ケアの意識が低い傾向にある

(8)健康を支える社会環境整備
・企業・関係機関との連携を進め、若い世代や健康無関心層へアプローチする必要がある

▽計画の目標と基本方針
・目標
健康寿命の延伸と健康格差の縮小
・基本方針
(1)生活習慣病の予防と重症化予防
(2)誰もが健康になれる環境の整備

▽分野別・ライフステージ別の取り組み
この計画では主な健康課題として取り上げた8分野について新たな取り組みと数値目標を掲げます。
また、子どもから大人まで生涯にわたる健康づくりを進めるため、ライフステージごとに目標を設定して一体的な取り組みを進めます。
分野ごとの詳しい内容は、今後広報だて「すこやか」でご紹介する予定です。計画については、市ホームページで公開しているほか、冊子を担当の窓口でお渡ししています。また、計画の概要版を広報5月号と一緒にお届けしますので、ぜひご覧ください。

問合せ:健康推進課地域保健係(保健センター)
【電話】82-3198

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