このたび、伊達赤十字病院の眼科に新しい機器が2台導入されました。
◆眼科用パルスレーザー手術装置
これまで行っていた、後発白内障へのレーザー後嚢(こうのう)切開術に加え、「選択的レーザー線維柱帯形成術」という緑内障の治療ができるようになりました。
この治療の効果は、緑内障のタイプによって異なり、レーザー後に眼圧が下がらない場合もありますが、1回の治療で点眼1~2滴分の眼圧下降効果が2年程度続くといわれています。
◆3次元眼底像撮影装置
これまで使用していた機器に比べ、より撮影速度が上がり、撮影時の負担を軽減することができます。
網膜などの血管の状態を確認できる撮影法が可能で、病気の原因にもなってしまう異常な血管(新生血管)や血流が通っていない部分を確認し、治療方針をある程度定めるために役立ちます。
この2台の機器の導入により、緑内障治療の選択肢が広がり、検査の精度も向上しました。
目のことでお困りの場合は、眼科医にご相談してみてはいかがですか。
問合せ:健康推進課予防係(保健センター)
【電話】82-3198
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