広報業務支援員である野添博雅隊員が地域おこし協力隊の活動内容や、協力隊の視点で余市町の魅力を伝えるコーナーです。
■ブドウ収穫を体験 五感で感じるワイン造りの第一歩
10月中旬、ワイン用ブドウの収穫ボランティアを初めて体験してきました。この日、収穫したのは黒ブドウ品種の「ピノ・ノワール」。作業前に「食べてみます?」と一粒渡され口に入れると、コクのある深い甘味が広がります。糖分がアルコールに変わると聞いていましたが、これほど甘いブドウを使っているとは驚きです。
「注意してほしいのは変色したブドウ。2パターンあって。水分が減って、さらに糖度が増している実は、おいしいワインができるので残してほしい。でも、腐敗臭がする実は酸っぱくなってるので取り除いてほしい」。それぞれの、においと味を確認して作業を始めます。
最初は1房ごと慎重に確かめながら進めていましたが、なんとなく見分けがつくようになってスピードアップ。日が傾くころまで一心不乱に収穫しました。
畑でブドウを見て、パチっとハサミで収穫。味を確かめ、においと重みを感じる。より深くワインを知ることができたような、来年も続けたいと思う体験でした。だから、全国から収穫ボランティアが集まるのか。
問合せ:政策推進課広報統計係
【電話】21-2117
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