明治6年(1873年)に開校した沢町小学校(児童128人)の「150周年記念式典」が11月11日に同校体育館で行われ、全校児童や歴代の校長、同窓会役員ら約200人が参列し節目を祝いました。
吉田貴校長は「本校は1万5,800人を超える卒業生を輩出してきました。歴史と伝統を踏まえ、これからの時代に向けた新しい教育活動を推進していく」と宣言、齊藤啓輔町長は「明治以降の激動する時代を地域とともに歩み、卒業生が余市町はもとより広く世界で活躍していることは真に喜ばしい」と祝福しました。
式典では150周年を祝う記念品が在校生らに贈呈されました。「祝150」と書かれた白ワインを贈ったのは平川ワイナリーの平川敦雄さんで、ラベルは在校生が書いた絵や漢字を使ってデザインされた特別なものを5年生と6年生がボトルに貼った特別製だということです。
式典の最後に在校生の発表として「夢大いなり母校」と題したスライドショーが披露され、沢小の前身「余市仮郷学所」が開校した150年前から現在までの歴史が、昔の写真を交えながら紹介されました。発表の中で昔の校歌と現在の校歌を児童全員で斉唱し、会場は大きな拍手に包まれました。(地域おこし協力隊・野添隊員寄稿)
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