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町営斎場建替事業について

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北海道余市町

■これまでの経過
町では、これまで都市公園予定地(小樽建設管理部余市出張所付近)を適地と考え、都市公園予定地の課題を明らかにする目的で地質調査を行いました。
都市公園予定地の町有地内5カ所をボーリングし、4か所から廃棄物層が確認されました。この結果を踏まえて検証したところ、町有地内の廃棄物を撤去するためには、最低でも5億円の追加費用と2年の期間を要することになります。
都市公園予定地で建設するには、多額の費用と時間がかかることから、現計画地(梅川町)について、再検証を行ったところ、急勾配であった進入路を改良すること、また、地すべり対策工事により狭くなった敷地面積では2階建てで建築することも想定し、この2か所の候補地を比較検討することで町政懇談会(広報12月号3ページ参照)において説明し、下記のとおり質問や意見が出されました。

(都市公園予定地地質調査結果)

※詳しくは本紙をご参照ください

◇町政懇談会の主な意見(町営斎場関係)
・都市公園予定地であれば遅れることになるかと思うし、梅川で2階建てになっても構わないので、遅れるよりは少しでも早く町民の安心を得るためには梅川の方向でも良いと思う。(大川ブロック)
・都市公園予定地の近くに住んでいる友達がとても心配していた。今日説明を聞いたら梅川はプラス3億円で都市公園予定地はごみを全部除いてプラス5億円で2、3年長くなるという説明を聞いて、自分の地域ではあまり関心がない。まだ決まってないと聞いて近くに住んでいる人の納得が必要だと思った。(大川ブロック)
・町政懇談会は区会の役員が参加するものであり、参加できない町民もいることから全町民に対し説明をしてほしい(黒川ブロック)
・斎場建替は時間がない。他の候補地はないのか。また、今後のスケジュールについても伺いたい。(黒川ブロック)

■町の考え方と今後の取組み
2つの候補地について検証したところ、都市公園予定地は、廃棄物の撤去が課題であり、撤去に係る費用や時間を考慮すると都市公園予定地での建設は厳しいと考えます。
一方で、現計画地(梅川町)は、進入路の改良や地すべり対策で法面の安全性は確保されているが、一度地すべりにより工事を中断した場所で事業を進めることに対する不安要素があります。
町では今後の取組みとして、町政懇談会や検討委員会さらには説明会での町民からの意見等を再度検証し、建替え事業を進めていた梅川エリアでの事業展開が早期建設につながるものと考え、立地環境(接道状況、居住実態)や将来的な維持管理、事業スケジュールなどを総合的に検討した中で、民有地を含め候補地選定を進めていきます。

問合せ:環境対策課環境衛生係
【電話】21-2118

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