こどもの睡眠習慣について
こどもの心と体の成長に欠かせない睡眠。冬休みも間近に迫り、生活リズムが乱れやすい時期でもあります。
今回はこどもの睡眠についてお伝えします。睡眠習慣の改善で元気な毎日を過ごしましょう。
■睡眠の役割とは
・脳と体の休息
・記憶の整理・定着
・免疫機能の適正化
・成長ホルモンの分泌
・メンタルヘルスの向上 など
■こどもに多い睡眠の問題
心当たりはありませんか?
・夜更かししている
・朝起きられない、朝寝坊をする
・深夜までスマホ閲覧やゲームをしている
↓
睡眠の問題が慢性化すると…
・学業成績の低下
・肥満
・抑うつ傾向
・生活の質の低下
・幸福感の低下
■良い眠りのための3つのポイント
こどもが良い睡眠をとれているかどうかについては、「だいたい同じ時間に眠り、生活に支障がない時間に朝起きることができているか」が判断の基準となります。
1. 成長にあった睡眠時間を確保しましょう!
《年齢別の推奨睡眠時間》(厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」より)
・1~2歳児:11~14時間
・3~5歳児:10~13時間
・小学生:9~12時間
・中・高校生:8~10時間
2.「光」「温度」「音」を整えて、気持ちよく眠れる環境をつくりましょう!
・寝室の照明はできるだけ暗くして眠りましょう。スマホ画面などの青白い光には覚醒作用があり、こどもはその影響を受けやすいと言われています。
・室温や体温は睡眠に大きな影響を与えます。寝る1時間から2時間前に入浴し、心地よいと感じる室温で眠りましょう。
・できるだけ静かな環境で眠りましょう。
3.生活習慣を整えましょう!
・長時間の座りっぱなしや運動不足は、肥満や睡眠不足のリスクを高めます。テレビ視聴やゲーム・スマホ利用などは時間やルールを決めましょう。
・朝食をとらない生活習慣は体内時計の乱れを引き起こし、夜更かし・朝寝坊を助長します。規則正しい食生活を心がけましょう。
・こどもは親の睡眠習慣に影響されやすいため、家族ぐるみで早寝・早起きを心がけましょう。小・中・高校生は日中に日光を十分に浴びましょう。
問合せ:子育て・健康推進課
【電話】21-2122
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