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自治体の皆さまへ

けんこうひろば

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北海道余市町

■糖尿病について
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が慢性的に続く病気で、初期には自覚症状が乏しいですが、放置すると病気が進行し、深刻な合併症(網膜症、腎症、神経障害)を引き起こし、失明や透析、認知症につながる病気でもあります。
糖尿病の予防のためには、食事や間食などでエネルギー量をとりすぎないこと、運動すること、アルコールをとりすぎないこと、たばこを吸わないこと、野菜や大豆製品、海藻、きのこを多くとることがあげられます。

最近、高血糖による症状はありませんか?
(例)・のどが渇く・水をよく飲む・尿の回数が増える・体重が減る・疲れやすくなる

糖尿病には、膵臓のインスリン※を出す細胞(β細胞)が壊されてしまう1型糖尿病や遺伝的な影響に加えて生活習慣(食べ過ぎ、運動不足、肥満)などの環境的な影響による2型糖尿病などがありますが、日本の糖尿病患者のほとんどの方は2型と言われており、糖尿病の多くは、健診や病院受診による定期的なチェック、運動及び食事などの生活習慣の改善により、発症や重症化の予防が期待できます。
糖尿病の治療方法には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。主治医に相談の上、その方に合った方法を実施していきましょう。
※インスリン…膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています

■2型糖尿病の治療では、体を動かすといいといわれます
◇動けば糖を使ってくれます!
〇大きな筋肉がたくさんあるところはどこ?
→お尻や太もも

〇大きな筋肉を動かすには何が必要でしょう?
→燃料である糖

大きな筋肉では、エネルギー源としてより多くのブドウ糖が消費されるので、スクワットなど筋力・筋肉量を増加させる運動がおすすめ

〇糖がいっぱい増える時間帯は?
→食べた後
血糖値が高くなる食後1~2時間に運動すると効果的

〇食後の高血糖を下げるには?
→座っているより立つ・ゆっくりでも歩く
→食後に歩く!

◇食べたら血糖は変化します!
〇食後1時間くらいで糖は筋肉細胞に入る
食べて3時間くらいしたらお腹がすくのは、血糖値が下がったからと言われている

☆運動を続けるメリット☆
・血糖値が下がる・血糖値をコントロールしやすくなる・体重を減らす・心肺機能が高まる(血行が良くなる)・善玉コレステロールが増える(動脈硬化予防)・ストレス解消
→有酸素運動(ウォーキング・ゆっくりのジョギング、ラジオ体操、水泳・水中ウォーク等)や筋肉トレーニングを組み合わせるのが良いといわれています。

■からだを知る手がかり、健(検)診が強い味方になります
町では、生活習慣病やがんの早期発見・早期治療、病気の重症化予防のために、健(検)診を実施し役立てていただいています。病気の治療中ではない方も、ぜひ受診してください。
日程や健(検)診内容などについては、町のホームページなどで随時配信しています!

食事の仕方や運動などは、個人の健(検)診結果によって違います。自分に合った方法は?と日頃から疑問に思っていませんか?町では、保健師や栄養士が、健康診断の結果を一緒に確認し、生活の工夫などを考えることで、健康づくりを応援しています。

問合せ:子育て・健康推進課
【電話】21-2122

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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