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けんこうひろば

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北海道余市町

■アルコールと認知症
認知症には、「アルツハイマー型認知症」「血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」などさまざまな種類があり、そのうちのひとつが「アルコール性認知症」です。
飲酒量や日頃のライフスタイルも影響している「アルコール性認知症」は、高齢者だけではなく、若い世代にとっても無関係な話ではありません。

◇アルコール性認知症とは?
アルコールの大量摂取が原因と考えられる認知症のことをいいます。
大量に飲酒する人やアルコール依存症の人には、高い割合で脳委縮が見られ、認知症のリスクを高めることにつながります。


《治療方法》まずはお酒を断つことが最も重要です。また、薬物療法や食事療法なども行われます。

〇認知症かなと思ったら、まずは相談を!
役場、余市町地域包括支援センター、在宅介護支援センターかるな、余市町認知症の人を支える家族の会、かかりつけ医、精神科等の専門医療機関など。(余市町認知症ケアパスより)

〇予防
生活習慣を見直しましょう!お酒を飲むときには適量にすることが肝心です。

◇余市町の飲酒状況と適切な飲酒量(令和5年度特定健診実施結果より)
毎日飲酒する男性の割合は448人中161人で35.9%、女性の割合は522人中56人で10.7%、毎日2合以上のお酒を飲む男性の割合は448人中88人で19.6%、毎日1合以上のお酒を飲む女性の割合は522人中73人で14.0%でした。北海道の割合と比べると高い状況です。
アルコール性認知症や生活習慣病のリスクを高める飲酒量は、1日あたりの純アルコール摂取量に換算すると男性40g・女性20g以上とされています。
お酒を飲む際は、1日あたりの純アルコール摂取量20g程度を目安にして適切に楽しみましょう。
※女性や高齢者、お酒を分解する力が弱い方(飲酒後顔が赤くなる方)はより少量の飲酒が適当です。

〇純アルコール摂取量20gの目安
ビール(5%)…中ビン1本(500ml)
チューハイ(7%)…レギュラー缶1缶(350ml)
ワイン(12%)…グラス2杯(200ml)
日本酒(15%)…1合(180ml)
焼酎(25%)…ロック1杯(100ml)
ウイスキー(40%)…ダブル1杯(60ml)

問合せ:子育て・健康推進課
【電話】21-2122

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