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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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北海道余市町

■余市町長 齊藤啓輔
新年あけましておめでとうございます
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
令和7年の新しい年を皆様とともに迎えることができましたことを大変うれしく思います。
さて、昨年を振り返りますと、新年早々に「能登半島地震」が発生し、異例の1年の幕開けとなりました。改めて、犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被災されたすべての方々、ならびにそのご家族の皆様に心からお見舞い申し上げます。また、今も被災地で復旧・復興作業に従事されている方々に深い敬意を表すとともに、1日も早い復旧・復興がなされることを心からお祈り申し上げます。
この地震では、余市町にも津波注意報が発生され、正月から情報収集等の対応にあたったところです。災害はいつ起こるかわからないという事実を教訓に、日ごろから万が一の事態に備え、防災の準備をしていかなければなりません。日々の職務を行うにあたっては常に様々な事態を想定し、職員とともに緊張感を持ちながら仕事に向き合っていきたいと思います。
また、昨年もお話ししましたが、ここ数年は非常に暑い日が続く夏となっており、私だけではなく皆様も身をもって温暖化を実感されていると思います。この温暖化の影響は、町の要の産業の一つである「一次産業」にも影響が出ており、農業では作物の品質や収量の低下、水産物では不漁が起きるなどしています。全体としましては社会問題となっている人手不足に加え、世界各地で起こっている紛争の影響でエネルギー価格が高騰し、あらゆる業種に影響を与えています。町としましても、皆様の経営持続の一助となるよう、施策の検討を進めてまいります。
さて、余市町では本町を応援してくれる皆様から頂いたふるさと納税を財源に、昨年より保育料の無償化、給食費の無償化に取り組んでいます。その他にも18歳以下の医療費については令和5年度から無償化していて、さらには町独自で出生した子ども一人当たり5万円、第3子以降は5年間で50万円の助成をするなど、様々な子育て支援を行っているところです。今後も切れ目のない子育て支援に取り組んでいきますので、この正月の機会に町外にお住いの家族や親戚、友人知人とお会いする予定があれば皆様にもぜひ余市の子育て施策のことをPRいただければと思います。
最後に、これから本格的な冬が到来しますが、皆様方におかれましては十分に健康にご留意いただきながら、新しい年が皆様にとって幸多き年となるよう心からお祈り申し上げまして年頭のご挨拶といたします。

■余市町議会議長 藤野博三
新年あけましておめでとうございます
希望に満ちた令和7年の新春を迎え、心からお慶び申し上げます。
町民の皆様には、日ごろから議会活動に対する温かいご理解とご支援を賜り、町議会を代表し、厚くお礼を申し上げます。
顧みますと、令和6年1月1日に震度7の激震が能登半島を襲い、被災地では今も余震が続く中、厳冬期を迎え多くの人が不安な日々を過ごされています。被災地の早期復興を願いますと共に、亡くなられた方々に哀悼の意を表し、ご遺族と被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
また、国においては、10月に第50回衆議院議員総選挙が行われ新たな体制のもと国会では「年収の壁」の引き上げ、公立学校教員の処遇改善、ガソリン税の廃止など国民生活に関わる様々な議論がなされています。11月に閣議決定された基本方針には成長分野への投資による賃上げと投資が牽引する成長型経済の実現や少子高齢化や人口減少への対応方針、新たな地方創生交付金の倍増などが定められました。
本町では、豊富な食資源や全国から注目を集めているワイン、ウイスキーを活用した活力ある地域づくりを行うためのガストロノミーツーリズム推進事業に昨年から取り組まれており、その成果が期待されます。
私共議会は、一昨年の改選から令和7年度は任期の折り返しの年を迎えますが、本会議や常任委員会では活発な議論を交わすとともに、日々研鑽に励み、諸課題の解決に向けて積極的に取り組んでおります。昨年は従前の議会懇談会から仕組みを変えて、議員が町民の皆様の所に直接出向いて懇談する「どこでも余市町議会」を町内2か所で開催し町政に対する生の声をお聴きしております。町民の代表として議員一同、全力を挙げてその責務を全うしていく所存でありますので、なお一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新しい年が町民の皆様にとりまして、健やかで幸多い年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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