12月24日、余市養護学校で令和6年度第2回学校運営協議会が開催されました。この協議会は、地域と連携して特色ある学校づくりを進めることを目的に、令和4年度に設置され、今回は地域の方々に加えて多くの教職員が参加し、約70名が集まりました。
今回は「学校と地域のみんなで子どもたちを育てよう~地域社会で学ぶ意義を考える」をテーマにし、最初に、地域連携の取組みとして、小学部では、『興味・関心、経験を「拡げる」』、中学部では、『身に付けた力を「高める」』、高等部では、『身に付けた力を「発揮する」』、訪問教育では、『生活経験や人間関係の広がりを目指して』、寄宿舎では、『余暇の充実、生活の基盤づくり』に焦点をあて、町内の果樹園、水産博物館、商店と学校間の交流などを各教員が報告しました。
その後、宮岸尚平(みやぎししょうへい)校長から、余市町の資源を活用した農福連携の推進が提言され、熱心にグループ討議が行われました。ゲストとして参加した地域おこし協力隊観光協会支援員の田口(たぐち)りえ隊員は、「子どもたちが地域を知るには、まず教職員が余市町を知ることが重要」と話し、さらなる連携を期待しました。
最後に宮岸校長は「貴重なご意見を教育活動の充実に繋げていきたい。地域とどう繋がっていくのか、地域とともに余市養護学校がどのような活動をしていくのか、改めて教職員一同で考えていきたい」と話していました。
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