町長室から

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田植えを終えた水田では早苗が元気に根付いて、周りの緑と相まって、緑が豊富で一面清々しく感じます。平年並みの6月11日に東北が梅雨入りし、間もなく本格的な夏の到来となります。徐々に心身を慣れさせ、難なく乗切る準備も必要かと思います。さて、5月、6月は各種の会合、団体の総会などが開催され、コロナ禍前の形で実施されています。コロナ感染症も5類に移行され、いよいよ従来のペースが戻ってきたように思われ、経済活動や地域活動でもより元気な営みが期待されます。6月の恒例でもある「東京金山会総会」が都内で開催されました。役員の皆さんによる行き届いた対応もあって、当日は大変盛り上がった会となりました。こちらからも、町議会議員の皆さんや各区長・役員さんとともに例年以上の人数で参加してきました。前日には、SEGA XD社への訪問と政策顧問皆川芳嗣先生の講演・交流会も実施されました。そして、翌日の東京金山会では久しぶりの再会を楽しみ、思い思いに交流を深めて、有意義な時間となりました。出席された会員の方々は、心の隅にいつも「ふるさと金山」を思ってくれていることが言葉の端々に出てきます。改めて、有難いことだと感じた次第です。
先人の弛まぬ努力の下に、脈々と受け継がれてきたこの町は、今年1月に町制施行98周年を迎えました。いよいよ100周年に向けてのカウントダウンに入ってきました。6月の町議会定例会において、100周年を記念するための事業の進め方などを説明し、これから、具体的な準備作業に向っていくことになります。今後、それらに関して町広報等でお知らせしていきます。「町制施行100周年」を活力ある節目として迎え、次の世紀に繋いでいかなければなりません。町民皆さんとともに、この大きな時代の流れを前向きに捉え、良い形で前に進めていきたいと願っています。

佐藤　英司