■一般会計の歳入
※円グラフの( )内の数字は構成比
▽固定資産税・宿泊税の増加で町税の歳入は前年の約20%増
歳入総額は前年度と比べ約0.1%、1,400万円の増となりました。
歳入の主要な柱となる「町税」は、新型コロナウイルス感染症の影響による減収からの回復により、町民税と宿泊税が増加となりました。また、新型コロナウイルス感染症による減免の適用がなくなったため、固定資産税も増加となり、6億1,290万円の増加となりました。
町税と並んで大きな割合を占める地方交付税については、町税の伸びと反比例する形で、1億5,600万円減少しています。
新型コロナウイルス感染症関連の国庫支出金や、新庁舎建設事業が前年度で終了したことから、町債が減少しました。
また、町税の収納率は前年度からほぼ横ばいで、国保税はここ数年と変わらず上昇傾向にあります。
引き続き、限られた財源を有効に配分しながら健全な財政運営を取り進めてまいります。
▽一般会計決算額と地方交付税の推移
※H26~R4年度は決算額R5年度は当初予算額
■一般会計の歳出
※円グラフの( )内の数字は構成比
▽庁舎建設事業が終了し、コロナ関連事業も落ち着きほぼ横ばい
歳出総額は前年度に比べ約0.4%、4,400万円の減となりました。
消費的経費は、4億680万円の増となりました。内訳としては、ふるさと納税業務委託事業や塵じんかい芥収集業務委託事業などの増加および原油価格・物価高騰の影響により物件費が5億3,000万円、除排雪経費の増加により維持補修費が7,600万円増加しました。一方、新型コロナウイルス感染症関連の事業費が減少したため、扶助費は2億9,770万円の減少となりました。
投資的経費は、ノースパークタウン長寿命化等改善事業や北海道新幹線建設費負担事業などを行いましたが、新庁舎建設事業が令和3年度で終了したため、8億1,260万円の減となりました。
また積立金では、ふるさと応援基金、宿泊税基金、財政健全化基金などに積み立てを行い、全体としては3億7,440万円の増となりました。
今後も事務事業の見直しも含め、効率的・効果的な財政運営に努めます。
※円グラフの( )内の数字は構成比
▽町民一人当たりに使われたお金 75万9,266円(前年度より2万8,866円減少)
総務費:193,236円
民生費:146,681円
土木費:129,212円
衛生費:87,769円
教育費:74,409円
公債費:55,468円
消防費:27,241円
農林水産業費:19,636円
商工費:17,856円
その他:議会費・労働費…7,758円
※令和5年3月末現在の人口1万4,970人から算出
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