令和4年度決算報告(3)

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■貯金と借金
令和4年度は、各種事業にふるさと応援基金(貯金)を活用した他、宿泊税基金に2億円を積み立てしました。
町債(借金)とは、町が大きな事業を実施するにあたり借り入れるお金のことで、令和4年度は倶知安厚生病院第2期整備費負担事業に2億4,700万円、ノースパークタウン長寿命化等改善事業に8,160万円、北7条通街路事業に7,030万円を借り入れた他、道路橋りょう整備事業、学校の改修事業などの財源として借り入れを行いました。(総額で7億2,180万円の新規借り入れ)
また、歳出の公債費によりこれまでの町債の元金償還を進めています。

▽土地…1,672万6,172平方メートル
公用・公共用地：23%
山林・原野など：77%
(対前年度…3万9,269平方メートル増)

▽建物…12万8,091平方メートル
庁舎・公営住宅など174棟
(対前年度…207平方メートル減)

▽基金(貯金)
28億4,088万円
(対前年度…5億2,862万円増)

※H26～R4年度は決算額、R5年度は当初予算額(見込み)H26～R4年度は「臨時財政対策債」を含む

▽町民一人当たりの
貯金：18万9,772円
借金：95万7,401円
※令和5年3月末現在の1万4,970人から算出

■ふるさと応援寄附金
ふるさと応援寄附金は、まちづくりを応援しようとする人から寄附金を募り、これを財源として各種事業を実施することを目的に平成20年度に創設されました。いただいた寄附金は一度基金として積み立て、その後さまざまな事業に有効活用します。
これまでいただいた寄附金のうち1億4,470万円を令和4年度のさまざまな事業に有効活用させていただきました。

■データから見る財政
令和4年度決算を基に「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の規定による財政の健全化判断比率を算定した結果、当町の財政状況はいずれの指標においても健全であるという結果が出ました。

■令和5年度予算執行状況