2024年に姉妹都市提携60周年を迎えたスイス・サンモリッツとは、住民同士の交流を中心に親交を深めてきました。
公式訪問団や民間訪問団などのほかに、両都市は「青少年交流事業」にも力を入れて取り組んでいます。今月号の特集では、青少年交流事業で10月に倶知安を訪れたサンモリッツの学生の様子を紹介します。
■青少年交流事業とは?
■通信員との連携でつながる交流の形
青少年交流事業は、姉妹都市通信員とのやり取りを経て実施されていますが、災害の発生や感染症の流行などにより実施がかなわない年もありました。それでも途切れることなく約30年間も続いているのは、通信員の努力のたまものでもあるのです。
下の表は、過去にこの事業に参加した学生の人数をまとめたもので、今までに50名以上の学生たちが参加しています。
今年度は、サンモリッツの学生が10月20日(日)から26日(土)まで倶知安を訪れ、昨年度の青少年交流事業に参加した子どもたちがいるホームステイ先で生活しました。滞在中は町内の方の協力のもと、文化体験や学生同士の交流などが行われました。
この事業を継続し、これからも町民の皆さんと一緒にサンモリッツとの交流を深めていきます。
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