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町の交通課題解決へ 特集 冬の公共交通

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北海道倶知安町

全国的な運転手不足や、冬季の観光客回復に伴う需要の増加などの影響もあり、町内の公共交通事情は、利用者の需要に十分に対応できているとは言えません。
そのような状況の中で、買い物や通院といった住民のニーズに応え、住民サービスの低下を少しでも防ぐために、昨年度から町では、ニセコエリア限定でタクシーを運行する「ニセコモデル事業」や、町内移動専用で運行する「町民向けタクシー確保事業」などの取り組みを実施しています

■町外からも運転手が応援に~ニセコモデル
昨年度スタートした「ニセコモデル事業」では、タクシーアプリ「GO」を利用して手軽にタクシーの予約ができます。運行エリアはニセコエリア(倶知安町・ニセコ町など)に限られており、地域内で運行するタクシー台数の確保につながります。
町では、冬季のタクシー需要増などに対応する~町外からも運転手が応援に~ため、今年度もニセコ町や北海道ハイヤー協会などと連携し、引き続き実施します。
今年度からは地元事業者が新たに参加するほか、地元住民は乗車運賃のほか、アプリ手配料100円で利用できるなど、住民の皆さんがより利用しやすくなりました。

▽今年度の運行は12月16日から
昨年度よりも運行台数が増加!
運行期間:12月16日(月)~令和7年3月15日(土)
利用料:
・地元住民…乗車運賃+アプリ手配料
※住所がわかる本人確認書類(運転免許証など)の提示が必要
・その他利用者…乗車運賃+地域交通振興料+アプリ手配料

▽利用方法
(1)タクシーアプリ「GO」で予約
(2)目的地へ(買い物・通院利用もOK)
※乗降場所はニセコエリア内に限ります
(3)電子決済でお支払い

■買い物や通院など町内移動のため~町民向けタクシー
新千歳空港とスキーリゾート間の運行など、冬季は長距離輸送の需要が増加する傾向にあり、町内を運行するタクシー台数が一時的に少なくなることがあります。
タクシーは買い物や通院の際に利用するなど、多くの住民にとって欠かせない「生活の足」となっており、町内の運行台数が減少すると住民の生活に大きな影響を与えます。
町では住民サービスの低下を防ぎ、住民の皆さんの「生活の足」を確保するため、今年度も町内限定で運行するタクシーを一定台数確保する「町民向けタクシー確保事業」を実施します。

▽今年度の運行は12月1日から
運行期間:12月1日(日)~令和7年3月31日(月)(土・日・祝日除く)
運行時間:6時~15時
運行台数:2台程度
利用方法:ニセコ国際交通【電話】22-1171へ
申込黄色のマグネットが目印です!

■郊外地域の「生活の足」確保~じゃがたく
公共交通の利用が困難な郊外地域に居住する住民の「生活の足」を確保するため、今年度も郊外地域デマンドバス「じゃがたく」の実証運行を実施します。(実証エリアに居住する住民が対象)
実証エリア:字旭・花園・出雲・高見・末広・大和・扶桑・瑞穂・琴平の一部・峠下・寒別・八幡・巽・豊岡・富士見運行期間:12月10日(火)~令和7年3月31日(月)(1月1日(水)除く)
利用方法:町へ事前に利用登録した上で、予約専用電話【電話】080-9068-8771へ申し込み
予約受付時間:9時~12時(1月1日(水)除く)
※前日予約優先のため、予約状況によっては当日予約を受け付けできない場合があります

■厚生病院前停留所の場所が変わります
道南バスが運行する「倶知安~喜茂別間」とニセコバスが運行する「ニセコ~小樽・岩内間」において、倶知安厚生病院前の南側にあるバス停位置が変更されます。
※北側にあるバス停位置は変更ありません
変更日:12月1日(日)から

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