■一般会計の歳出
※( )内の数字は構成比
▼前年度と比較し、大幅に増減した項目とその主な要因を説明します。
▽増加/土木費…前年度比+3億6,518万円
老朽化した南6条団地の建て替え工事や駅周辺の土地の使い方を見直す計画などを実施するため増額。
▽増加/教育費…前年度比+3億1,321万円
旭ケ丘スキー場ジャンプ台の撤去やプール・絵本館複合拠点施設の設備などを行うため増額。
▽減少/総務費…前年度比-27億8,625万円
電子申請システムの導入や路線バスのキャッシュレス決済機の導入支援などを行いますが、前年度は、約35億円の町有地売却収入を基金へ積み立てることとしていたため大幅な減額。
▼令和6年度主な事業
▽町民向けタクシー確保事業(819万円)
冬期間に長距離輸送の需要が増加することで、町内を運行するタクシーが不足するため、町内限定で運行するタクシーを確保する。
▽倶知安町創業支援事業補助金(1,000万円)
商工業の発展や人材育成、まちの活力・にぎわい創出のため、創業・事業承継に係る費用を助成する補助制度を新たに設ける。
▽スキーの町スノーリゾート利用事業(1,690万円)
これまでに引き続き、町内小中学生へのリフトシーズン券の配布を行う。
▽町営プール絵本館複合拠点施設整備事業(1億9,675万円)
町営プールと絵本館の複合拠点施設の整備に係る設計業務や、建設地となる既存施設の建物の解体などを行う。
▽倶知安駅都市施設整備事業(2,013万円)倶知安駅周辺エリア整備事業(1,935万円)
北海道新幹線倶知安駅と一体で整備する都市施設および駅周辺エリアの設計業務・再生エネルギーの活用の検討などを行う。
▼予算額は前年度に比べ減額も130億円超の大型予算に
▽一般会計予算の推移(平成27年度~令和6年度)
*1 地産地消食育推進施設(学校給食センター)の建設
*2 くっちゃん保育所ぬくぬくの建設
*3 役場庁舎の建設
*4 ニセコひらふ地区の町有地売却に伴う基金積み立て
今年度は、上に記載する主な事業のほか、保健福祉会館や児童館、放課後児童クラブなどへのエアコン設置工事や姉妹都市提携60周年記念事業、電子申請システム導入事業、先進不妊治療費等助成事業などを実施します。
一般会計予算額は、前年度比10.7%(16億3,400万円)減の136億4,300万円となりますが、昨年度は約35億円の土地売払収入があり、それを差し引くと、約19億円の増額となっています。
■5月1日発行令和6年度予算説明書アクティブくっちゃん
5月1日発行(広報折り込み)予定の予算説明書「アクティブくっちゃん」では、これらの事業をより詳しく紹介するほか、それ以外の事業についても紹介します。
問合せ:総合政策課広報広聴係
【電話】56-8001
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