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町長室から

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北海道倶知安町

■写真家 星野道夫
1996年8月8日取材先のカムチャッカ半島でヒグマの事故により急逝。享年43歳。日本でご遺体を迎えた奥様のそばに私の幼なじみY君がいた。
―1991年初夏、私の叔父夫妻が勤めるアラスカ大フェアバンクス校にY君と星野さんが在籍しており、2人は叔父宅によく出入りする間柄で、ともに私と妻、幼なじみJ君とアラスカ・デナリ国立公園でキャンプの計画を立てた。…が、事情で実現ならず。
翌年4月、札幌の星野写真展を訪れた。「星野さん、ですよね?」私が名乗る前に、「Y君のお友だちの!キャンプ楽しみにしてたのに残念」その静かな声と柔らかな物腰は、初対面の私を驚かせ、今も鮮明に。
亡くなられて28年。今なお多くの著書などが各国で翻訳、紹介されている。小中高の教科書にも。くっちゃん子には?中3の国語にエッセイ『アラスカとの出会い』、そして、中2の英語では英文で教材に。
「かけがえのない者の死は、多くの場合、残された者にあるパワーを与えてゆく。」「短い一生で 心惹(ひ)かれることに 多くは出あわない もし見つけたら 大切に… 大切に…」
文字一志

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