函館いきいきライフ

18／21

■冬の災害に備えて
冬の「厳しい寒さ」から身を守るためには、他の季節とは違った防災対策が必要となります。冬の災害を想定して、市民一人ひとりが自らの命を守る備えを確認しましょう。

◆家の中で安全に過ごすために
冬の災害時は停電により、普段家庭で使用している暖房器具が使えなくなることが予想されます。そのため、寒さをしのぐ準備が重要です。
・食料や飲料水など、季節を問わずに必要な備えに加え、停電時にも使用可能なポータブルストーブや防寒具などを用意しましょう。
・体を温めるには、温かい食事をとることも大切です。電気やガスが使えない時には、カセットコンロが役立ちますので、燃料のボンベを夏より多めに用意しましょう。

◇冬の必需品
・防寒具(ジャンパー・スノーウェア・帽子・手袋など)
・衣類(厚手の長袖・長ズボン・靴下・肌着)
・毛布・寝袋
・カイロ
・カセットボンベ　など

◇季節を問わず必要なもの
・食料・飲料水
・持病薬・常備薬
・携帯用ラジオ
・懐中電灯(電池)
・携帯電話充電器・予備バッテリー
・衛生用品(マスク・アルコール消毒液・体温計)　など

◆やむを得ず車で外出するときは
冬期間は、天気が急変し車が立ち往生する可能性があります。防寒着、長靴、手袋、スコップ、牽引ロープなどを車に用意するとともに、万一に備えて、飲料水や非常食を用意しておくと安心です。
また、マフラーが雪でふさがれた状態でエンジンを稼働すると、一酸化炭素中毒となる危険性がありますので、注意が必要です。

◆市民一人ひとりの防災意識の向上を目指して
災害が発生したときに、「自分の身は自分で守る」ためには、常日頃から意識を高め、平常時から準備しておくこと、とっさの際の行動や心構えについてなど、積極的に知識を得る必要があります。
下記のHP「災害に備えて」を参考に、万全な対策を心がけましょう。
【HP】https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2020060500041/

問合せ：災害対策課
【電話】21-3648