■青函ツインシティ提携35周年記念事業 青函産学連携商品開発
青函の商業高校生が地元食材の商品開発に活躍!!
「地域に貢献できることは何かをテーマに精一杯取り組みました!」
(函館商業高等学校の皆さん)
青函ツインシティ提携35周年記念事業では、函館市と青森市の商業高校生から意見を聞きながら株式会社セブン-イレブン・ジャパンが地元食材を活用した商品を開発しました。これは、函館商業高等学校の「課題研究」授業の一環でもあり、毎年3年生がさまざまな企業と協力して商品開発やマーケティング活動を実践的に学んでいます。2018年には函館・成田間就航便の機内食の開発を行ったこともあるこの活動は、今年で17年目。昨年度、地元の惣菜メーカーと共同開発した商品「だでうめぇ‼北のハンバーグ」は、商業高校フードグランプリで日本一に輝きました。
今年の高校生は、まず5月にセブン-イレブンから商品製造の説明を受け、市農林水産部からも道南の特産品について学びました。6月には工場見学を行い、8月と9月の試食会を経て商品を完成させました。11月19日から12月2日まで道南や青森県などのセブン-イレブンで販売されます。次の記事では、それぞれの商品の魅力を高校生に聞きましたので、雪ミクと一緒にご紹介します。
◆函館市から
◇しょうゆおむすび桜鱒バター醤油
Q:商品のポイントは?
桜鱒と函館産真昆布です!
桜鱒は近年、函館でも漁獲量が増えており商品を作るうえでも加工しやすいと聞きました。また函館市は昆布の生産量が日本一で、函館産真昆布は厚く澄んだうま味あるだしがとれることから古来より上物として扱われています。
Q:どんな商品ですか?
函館産真昆布だしの醤油たれを使用した、函館の食文化である直巻き醤油タイプのおむすびです。北海道産の桜鱒を丁寧に手でほぐし、相性の良いバター醤油を組み合わせました。直巻き醤油おむすびとは、その名のとおり醤油が染み込んだ海苔のおむすびです。
◇北海道産さつまいもクリームのスフレ
Q:どんな商品ですか?
秋が旬のさつまいもを使用したスイーツです。函館牛乳を使用したクリームは、さつまいもをしっかりと感じることができます。スフレは口どけが良く、片手で手軽に食べられるケーキのような商品です。
Q:商品のポイントは?
さつまいもです!
北海道で収穫されるさつまいもはでんぷんが少なく、熱を加えるとしっとり甘くなるのが特徴です。さつまいもは新顔作物で、今北海道で注目されている食材の一つです。新顔作物は、道内で育てにくいとされてきましたが栽培技術等の向上により作れるようになった作物です。
◆青森市から
◇青森県産にんにくとWちーずおむすび
パンチのある青森県産にんにくを使用したガーリックライスと2種類の濃厚なチーズを組み合わせたおむすびです。インパクトのあるWチーズで新しい見た目にもこだわりました。チーズとにんにく、合わないわけがありません。腹持ちよし、わやめ~(とても美味しい)をぜひ味わってください。
◇りんごソースandりんごホイップシフォン
青森と言えば、りんご。青森県産ふじ、王林をホイップとソースに使用しています。りんごの食感や風味を楽しむことができ、青森県産のりんごのおいしさがギューッとつまった商品です。
「青森の食の魅力をぎゅっと詰めた商品です!ぜひお召し上がりください!」
(青森商業高等学校の皆さん)
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