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自治体の皆さまへ

町民の皆さま あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします

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北海道別海町

●別海町長 曽根 興三
新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、令和6年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
また、日頃から町政の推進に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
私が町長に就任してから8回目の新春を迎えました。就任以来の公約である「子育て世代への応援」、「老後の安心」、「活力ある産業振興」の施策を軸に、早急に取り組むべき喫緊課題への対応から町の未来を見据えた施策の展開に至るまで、全力で取り組んでまいりました。
この間、町民の皆さまのご理解とご協力のもと各事業も順調に進んでおり、一定の成果を上げることができているものと思っています。新年を迎え、改めて皆さまの声に耳を傾けながら「共に創るふるさとべつかい」のため、決意を新たにしています。
さて、昨年を振り返りますと、長引く原油高、物価高騰、円安に加え、酷暑の影響などにより、経済活動や暮らしが大きな打撃を受ける中、全町的な水道料金の減免事業、とりわけ営農用水道料においては半年間に拡充するなどの緊急的な独自支援策を講じました。
更に水産業においては、将来的な資源保護のために漁の自主規制を行なう苦渋の決断もなされた中、来遊予測により期待された秋鮭漁も一昨年の概ね8割程度の不漁となり、加えて今後においても、中国による日本水産物輸入停止への不安が続きます。
このことから、直ちに、漁業者や水産加工業者の経営安定支援策についてまとめ、先の町議会で増額補正予算の議決をいただきました。この支援策が一助となり、浜に大いなる活気が戻ることを切に願っているところです。
スポーツ・文化の分野では、本町出身の森重航選手、新濱立也選手などのスピードスケートワールドカップでの目覚ましい活躍、笠井季璃選手のバレーボールV1女子トヨタ車体への加入内定、河﨑秋子さんの著書「ともぐい」が直木賞候補になるなど、誇らしく嬉しいニュースが重なり、さらには、別海高校野球部が秋の全道大会ベスト4の成績を受け、春の選抜甲子園大会における21世紀枠候補全国9校のうちの1校に選考されました。最終選考となる2校は、来る1月26日に発表されますが、悲願の甲子園出場となることを心より期待しています。厳しい産業情勢ではありますが、町民の皆さまに夢と希望を持ってもらうためにも、別海高校野球部には、町としてできる限りの支援を行いたいと考えています。
また、全国の方々から寄せられているふるさと応援寄附金は、遂に100億円の大台を超えることができました。応援していただいている皆さま、そして、返礼品の確保にご協力をいただいている皆さまに心より感謝を申し上げます。
いただいた寄附金から経費を除いた財源は、今後の町づくりの財源となります。この財源を有効に活用するためにも、本年、町づくりの指針である「第7次総合計画」の中間見直しを行います。そこに多くの皆さまの声を反映させ、そして実行につなげていきたいと考えていますので、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、新しい一年が、町民の皆さまにとりまして、希望に満ち、健康で笑顔あふれる年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

●別海町議会議長 西原 浩
あけましておめでとうございます。町民の皆さまには、夢多き新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
また、日頃から町議会の活動への温かいご支援とご指導を賜り、議会を代表しまして心より厚くお礼を申し上げます。
世界で広がりを見せた新型コロナウイルス感染症は、発生から4年が経過し、未だ終息には至っておりませんが、これまで感染予防のために、医師や看護師などの医療関係者、消防職員、町職員など、関係する皆さまが一丸となって、ワクチン接種を進めていただきましたこと、そして町民の皆さまが、感染防止対策に取り組んでこられましたことに、改めて敬意を表するとともに、心より感謝を申し上げます。
昨年を振り返りますと、「別海町産業祭」が馬事競技会を含めて4年ぶりに2日間日程で開催され、「別海町パイロットマラソン」は、秋味鍋の提供や親睦交流会が再開し、「尾岱沼えびまつり」は4年ぶり、「西別川あきあじまつり」は5年ぶりに開催されるなど、以前のような町の活気と賑わいが戻りつつあります。
また、嬉しいニュースとして「秋季全道高校野球大会」では、別海高校野球部がベスト4入りの快挙を果たし、そのプレーする姿は、町民に大きな感動と誇りを与えてくれました。この快挙により、本年3月に甲子園球場で開催される「春の選抜高校野球大会」の21世紀枠候補に推薦され、選出への期待と今後の活躍に大いに期待をしているところです。
さて、本町では、令和元年に策定した「第7次別海町総合計画」は、6年目を迎え、中間見直し作業が進められていますが、議会としても、その果たすべき役割と責任を自覚し、行政と十分に意思疎通を図りながら、建設的な議論を行い、地域振興施策の推進に一層努めなければならないと思うところであります。
昨年4月の改選で、新人議員5名を含む16名の議員が、町民の代表として新たに選出されました。
私どもは、町民の負託に応えるべく、令和5年6月に「わかりやすい議会」、「結果を出す議会」、「開かれた議会」、「行動する議会」を基本理念とした「第3期別海町議会活性化計画」を策定し、その方針をしっかりと確認しながら、職務に邁進し、町政の健全な発展と、住民福祉の増進に寄与すべく、議員全員で力を合わせ取り組んでまいります。
昨年は、その取組の1つとして、地域課題である「人口減少対策」に対応するため、地域の方々から生の声を伺う「地域めぐり懇談会」を、対面では4年ぶりに開催いたしました。
今後も、このような機会を設け、地域課題の解決に努めるとともに、議会活性化に取り組みながら、住民の皆さまと共に歩む議会を目指し、誠心誠意尽くしてまいりますので、どうか本年も一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆さまにとりまして、より輝かしい実りのある飛躍の年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

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