地域おこし協力隊が着任しました

39／54

・総合政策課　田村　寛維(たむら　ひろゆき)
20代の頃、標茶町虹別に住んだことがあって、別海町はすぐ近くにあり幾度となく足を運んでいましたが、じっくりと見て回ったのは野付半島周辺が主な場所で、大きくて広い自然に包まれている印象でした。その頃の私はアウトドアガイドとして毎日休みなく道東一帯を案内しており、その頃の経験が今でも活きていて、仕事の面でも大いに救われています。自然との関わりの中で自分を見つけたり、限界を思い知らされたり、その度に足りないものを補おうと一所懸命だった記憶が残っています。
あれから20年ほどが過ぎてご縁を頂きまして、この度、別海町へ地域おこし協力隊として移住することにしました。コーヒーの仕事やカメラマンをしていたこともあって数年前からは取材等で道東周辺に来ることが増えたことで、懐かしさの中に潜んでいたやり残したことを思い出したりしました。ただ、それは何だったかなと、霧の中に霞んで見ようとすると消えていくように、自分でも明確に言葉に表せない自分の外側にあるイメージの様なものであって、もしかしたらなりたい自分という一種の憧れのようなものかもしれないと考えたりしています。
別海町へ移住するということがとてもしっくりきたのも良い感触になっています。少し土地勘があるくらいで別海町初心者です。再スタートをする思いで暮らしていこうと思います。別海町の美味しい食材、美しい大地にはとても魅せられます。まずはその中でのことを少しでも多くの皆様へお伝えできたらと考えています。町民の皆様とも色々なお話や体験をできたらと思っています。これからよろしくお願いいたします。

・総合政策課　中西　哲則(なかにし　あきのり)
2月1日より地域おこし協力隊に着任しました中西哲則と申します。
出身は東京ですが、別海町に来る前はイギリス滞在を経て一時的に釧路におり、北海道生活も2年目です。どちらも同じ北海道で海沿いの町なのに景色や産業なども全く違うのでとても興味深く、だからこそ別海町ならではの魅力もたくさん感じています。
主にインバウンド向けの情報発信による観光客誘致に取り組んでいく予定ですが、受け入れ側の体制の課題もありますので、たくさんの方と協力しながら進めていきたいと思います。これからよろしくお願いいたします!