◆春別寿会50年の歩み
当会は、昭和43年9月に設立され50年以上の年月が経ちました。50年以上も経つと活動の変化もたくさんありましたので、この50年の節目を迎えた機会に「時代の変化」について思うことをお伝えしたいと思います。活動の変化といえば、設立当時は、畑作専業をしていました。しかし気候にも悩まされ有畜農業となり、その後酪農専業へと移り変わっていきました。
酪農の活動もこの数十年で変化しています。例えば、現在ではフリーストール牛舎やミルキングパーラー、授乳ロボットが普及していますが、当時は、牛のそばに腰を掛け手絞りで牛乳をバケツに溜め、それを輸送缶に入れ、井戸からつるべで汲み上げた冷たい水槽で冷やし、夏は馬車で、冬は馬そりで近くの集荷場に運ぶなど全ての作業を人と馬の力で行っていました。
この50年の間、目まぐるしく世の中は変わりましたが、私たち会員が長く活動してこられたのは、たくさんの人とふれ合いを重ね、人の心、情けをいただいたおかげです。当会は、このような人と人との関わりを大切にしていきたいと考えています。
また、春別寿会は50年という節目を迎え、何らかの形で次世代に当会の活動を残したいと思い、記念誌を作成いたしました。記念誌は1部図書館に寄贈させていただいておりますので足を運んだ際には、ぜひご覧ください。
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