国民年金は、高齢になったときやいざというときの生活を、現役世代みんなで支えようという考えで作られた仕組みです。
具体的には、若いときに公的年金に加入し保険料を納め続けることで、高齢になったときや、病気やけがで障がいが残ったとき、家族の働き手が亡くなったときに、年金を受け取ることができる制度です。
◆国民年金のポイント
◇将来の大きな支えになります。
国民年金は、20歳から60歳までの人が加入し、保険料を納める制度です。
国が責任をもって運営するため、安定しており、年金の給付は生涯にわたって保障されます。
◇老後のためだけのものではありません。
国民年金には、老齢年金のほか障害年金や遺族年金もあります。
障害年金は、病気や事故で障がいが残ったときに受け取ることができます。また、遺族年金は、加入者が死亡した場合、その加入者により生計を維持されていた遺族(「子のある妻」や「子」)が受け取ることができます。
◆「学生納付特例制度」と「納付猶予制度」
いずれの制度も、申請が必要になりますので、下記問い合わせ先にご相談ください。
◇「学生納付特例制度」
学生の方は、一般的に所得が少ないため、ご本人の所得が一定額以下の場合、国民年金保険料の納付が猶予される制度です。
対象となる学生は、学校教育法に規定する大学(大学院)、短期大学、高等学校、高等専門学校、専修学校や各種学校(修業年限1年以上である課程)、一部の海外大学の日本分校に在学する方です。
◇「納付猶予制度」
50歳未満の方で、ご本人や配偶者の所得が一定額以下の場合に、国民年金保険料の納付が猶予される制度です。
問合せ:
町民課【電話】0153-74-9644
釧路年金事務所【電話】0154-25-1521
<この記事についてアンケートにご協力ください。>