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わがまちタイムスりっぷ 連載(61)

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北海道利尻富士町

■利尻礼文道立自然公園
来年、利尻礼文サロベツ国立公園は、1974(昭和49)年の指定以来、50周年を迎えます。公園指定の歴史を紐解いてみると、1965(昭和40)年指定の利尻・礼文国定公園、さらにその前は、1950(昭和25)年指定の利尻礼文道立自然公園までさかのぼることができます。
道立公園指定時の日刊宗谷には、「海の公園利礼両島」と題し、宗谷住民待望の道立公園が8月5日に正式決定された、と報じています。その後、昭和30年代になってニシンが不漁となり、本格的に観光分野へ目が向けられることになりました。東利尻村に鴛泊・鬼脇双方の観光協会が設立され、登山道の整備、周遊のための景勝地や観光資源の発掘が盛んにおこなわれました。当時の観光パンフレットやポスターには、「さいはての道立自然公園」というキャッチフレーズが掲げられ、周遊コースには、おなじみの姫沼や会津藩士の墓、石崎灯台をはじめ、当時はまだ沼浦湖と呼ばれていたオタトマリ沼、そして南極探検のタロ・ジロで有名な樺太犬も紹介されています。

本記事に対する情報やご意見を、ぜひお寄せください。とくに、国立公園指定時のイベントやパレードなどの写真、資料を募集しています。

問合せ:教育委員会 山谷
【電話】82-1370

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