地域おこし協力隊通信 vol.15

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今回は10月で任期を終える移住定住コーディネーターの山上隊員について活動報告をさせていただきます。

2020年11月から3年間地域おこし協力隊として活動した山上みゆきです。
「移住・定住分野」を担当し、移住相談や移住ポータルサイトの制作・運営やワーケーション・移住体験などの対応をしてきました。もともと短期のアルバイトで夏に来たことはあったのですが、いざ移住してみると新たな出会いや発見がある3年間でした。協力隊の活動以外にも町内でアルバイトをしたり生活したりする中でたくさんの素敵な繋がりができ、島に少しは馴染めてきたのかな?と感じています。そして私事ですが有難いことに任期中に島の方と入籍でき、親戚としての繋がりもできました。
3年間の中で印象に残っていることはひとつには絞れないのですが、ワーケーションの受入で「また会いに来ました」とリピーターになってくれた方がいたことが嬉しい出来事でした。ワーケーションでは1週間以上2週間未満という期間の制限をしていて、短い日数で観光する団体ツアーでは見られないような「島の暮らしの中にある面白さ」を伝えることを意識しています。その中で、島を一緒に回ったり、釣りをしたり、昆布を干したり、ホッケのかまぼこを作ったり…現地での友達のような役割ができ、仲良くなって次の年も会いに来てくれた方が何組もいたことが嬉しく、また私だけではなく「島にいるこの人にもまた会いたい」と言葉をもらい利尻と島外の人を繋ぐ役割になれていたことも自分のしていたことが実ったように感じました。自分も利尻の人の魅力に惹かれた一人なので、同じように感じてくれる人がいると「でしょ～」と少し得意げな気持ちになります(笑)。
任期終了後の予定ですが、任期中に担当していた移住関係の仕事を委託で引き受けたり、宿泊施設の管理をしたり、自分の旅行業の仕事をしたりと幅広く行う予定です。いろいろな場所に顔を出すと思いますので、島民の皆さんともどんどん関わっていければと思います。ひとまずは地域おこし協力隊としての活動が終わった区切りですが、もちろん卒業しても利尻で生活する予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。