今回は栽培漁業推進員の鈴木隊員について活動報告をさせていただきます。
あけましておめでとうございます。地域おこし協力隊の鈴木です。
昨年の活動は、7月に念願のPADIのダイビングインストラクターの資格を取得でき、『日本最北端』を使った利尻でのレジャー産業を創出するという目標のスタートラインのスタートラインに立つことができました。今回の資格取得のために、学科試験のほかにプレゼンテーションやデモンストレーションの試験を行い、取得したことによってダイビング中のトラブルに直面した際の対処法などを教えることができる様になりました。
現在は、11月から来ているサケの卵たちが無事ふ化したので、浮上してくるのを待っている段階になります。作業としては、水温点検や取水口の清掃、雪かき(作業の7割は雪かきになっています)を行っており、1月から段々と稚魚たちが浮上してくるので餌やりと食べ残しなどの掃除が始まる予定です。佐々木忠弘親方がいない今、最低限昨年と同等かそれ以上の稚魚放流をめざして、「親方よりも上を行こう」をスローガンに飼育をしていきたいと思っています。
今後の目標は、稚魚飼育3年目になって、基本的に自分の管理しているふ化場しか見る機会がないので可能であれば他地域のふ化施設の作業内容・取り組みを見学できる機会を作れたらと考えています。
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