■鬼脇港の基石(きせき)
鬼脇港の南防波堤基部には、港湾整備のはじまりを示す資料がのこされています。
それは、昭和3年の起工式の際に使われた「基石(きせき)」と工事の概要を刻んだ石銘板(下図)です。鬼脇港は当時天塩や小樽と近く、流氷禍がほとんどない港として利用されていましたが、船入澗がなく、時化によりニシンなどに多大な損害が出ていたため、港湾築設が望まれ、3年半の歳月をかけ完成されました。
※図は、本紙またはPDF版15ページをご覧ください。
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