■敬老会の実施
10月3日に鴛泊、鬼脇の両地区で敬老会が開催されました。
コロナ前の令和元年開催から5年ぶりの開催となり、鴛泊はりぷらで、鬼脇は北のしーまを会場に皆さんの敬老をお祝い致しました。
▽令和6年中の人口動態
令和6年1月1日の人口…2,191人
1月~11月までの出生数…11人
1月~11月までの死亡者数…41人
1月~11月までの転入者数…136人
1月~11月までの転出者数…140人
令和6年12月1日現在の人口…2,157人(増減△34人)
■令和6年の観光
今年はコロナウイルスのパンデミックから徐々に回復傾向にあり、特にコロナウイルスの影響もあり、旅の安全性を重視する人が増えたこと等により、年々団体旅行から個人旅行へ旅行形態がシフトしていることで、昨年よりも個人客が増加し、入込総数に影響したと考えられる。また、4月末~5月のフェリー運航時刻においてはコロナ禍前より減便した状態が続いており、団体ツアー(飛行機)との接続等が難しいことも団体客減少に影響したものと考えられ、観光入込総数はコロナ前の2019年と比べると約85%の回復に留まっている。訪日外国人客数についてもコロナ禍前の水準には至っていないが、前年比134.7%となっており、昨年北海道でATWSが開催されたことで海外からの需要が多少上がったのではと考えられる。
●令和6年度上期観光入込客数(令和6年4月~9月)
▽観光入込客数
道外客:24,700人
道内客:78,900人
合計:103,600人
■令和6年の漁業
利尻富士町の水揚げについて、令和元年に65年ぶりに群来が確認されて以来、春の風物詩となったニシン漁では出荷体制も整い大きく増産となっています。また、養殖昆布については安定した生産があり、高単価にも支えられ生産高を伸ばしています。
一方、天然昆布は対前年比18%と大きな減産の年となりました。ウニやナマコなどの磯根資源も減産となり、全体の生産高については対前年比89%となりました。
これからの利尻島の海の資源を守っていくためにも、藻場の保全・回復といったブルーカーボンの取組みが重要だと認識しています。
▽1月
4日 町内二十歳の集い
5日 消防団出初式
16日 交通事故死ゼロ2500日達成記念 利尻富士町交通安全大会
▽2月
3日 雪ん子広場
11日 りしり寒歓まつり
18日 町民スキー大会
▽3月
25日 利尻富士町葬苑落成式
▽4月
19日 自治会長会議
27日 空き缶ゼロの日回収活動
▽5月
2日 サケ稚魚放流体験
17日 フラワーガーデン事業(鬼脇地区)
19日 フラワーガーデン事業(野塚駐輪駐車公園)
31日 漁業後継者報償贈呈式
▽6月
2日 第22回利尻島一周悠遊覧人G
3日 令和6年度全国離島振興協議会通常総会
8日 フラワーガーデン事業(鴛泊地区)
14日 戦没者追悼式
30日 1日防災学校(鴛泊中学校)
▽7月
4日 コンサドーレ札幌トークセッション(鴛泊中学校)
14日 第9回みなとビアガーデン
21日 親子ふれあい歩こう会
28日 北海島まつり(鬼脇会場)
▽8月
4日 北海島まつり(鴛泊会場)・花火大会
7日 北海島まつり第50回記念大会 落語 and 講談 and 歌謡ショー
11日 うにうにフェスティバル
25日 第34回利尻島一周ふれあいサイクリング大会
▽9月
6日 北海道シェイクアウト訓練
7日 短編アニメ上映会(りっぷ館)
19日 1日防災学校(利尻小学校・鬼脇中学校)
24日 自動運転バス出発式(利尻空港)
29日 さわやか駅伝大会
▽10月
3日 敬老会(鴛泊・鬼脇)
5日 利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年 記念式典
13日 第2回4地区対抗島民大運動会
27日 第50回衆議院選挙及び第26回最高裁判所裁判官国民審査(投票率※82・79%全道一位)
31日 令和6年度シニア健康フェスティバル
▽11月
2日 町民文化祭総合開会式
3日 利尻富士町功労者表彰式
15日 利尻島と屏東県琉球郷の友好交流協定調印式
20日 交通事故死ゼロ最長記録2810日更新
▽12月
1日 歳末チャリティー演芸会
23日 防犯啓発イルミネーション点灯式(鴛泊駐在所)
■絵本作家そらさん 短編アニメ映画上映会
9月7日(土)、観光大使である絵本作家そらさんが監督・作画を務めた、アニメーション短編映画「アイランド」~THE ISLAND~の上映会がりっぷ館で行われました。
上映会には、多くの関係者が参加し、利尻を舞台としたアニメーションに大絶賛でした。
その後、第19回札幌国際短編映画祭にて2083の応募作品の73作品に選ばれ日本初上映をはたし、「最優秀アニメーション賞」を受賞しました。
■台湾琉球郷友好交流協定調印式
11月15日(金)利尻富士町役場会議室にて、利尻富士町・利尻町・屏東県琉球郷(台湾の離島)の3者で友好交流協定の調印式が行われました。
当町では過去に観光トップセール展開のため台湾を訪問したり、今年1月にはきた・北海道DOMとして稚内市や利礼3町のプロモーションに取り組むなど関係が深くなってきていることから、台北駐日経済文化代表処札幌分処を訪問した際に協定について提案がありました。
日本と台湾という離島同士の協定は初めてであり、3者とも基幹産業が漁業と観光で、離島という共通点もあることから、今後様々な分野で交流を深め、お互いの経済活性化を図っていきます。
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