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北海道北広島市

●社会保険労務士として市内で独立
・平井 覚(ひらい・さとる)さん
共栄町在住。
北広島市出身で、大学進学を機に道外へ。大学卒業後は栃木県内や大阪市内で働いていたが、平成30年に社会保険労務士の資格を取得。Uターンを決意し今年の1月に故郷の北広島市で独立した。

◆高齢者に寄り添いたい
◇社会保険労務士の資格を取るまで
市内で社会保険労務士として働いている平井覚さん。社会保険労務士とは「働く労働者と経営者の両方の環境を整える職業」とのことで、現在は道外の企業を中心に相談に乗っている。
平井さんは、大学卒業後に大阪市内で働いていた時、職場の労働環境に疑問を感じていた。そのため、労働に関する知識を深めようと勉強を始めたことがきっかけで、社会保険労務士を目指した。

◇Uターンを決意
社会保険労務士の資格を取った平井さんは、ゆくゆくは独立したいと考えていた。その頃北広島市に新球場が建設されることを知った。野球が好きな平井さんは、故郷の北広島で働くことを決意。「まちがどう変わっていくのか楽しみだった」と語る。

◇北広島について
北海道日本ハムファイターズのファンである平井さん。北広島での観戦は60回を超えた。
独立を機に北広島に移住して「お年寄りが多い」と高齢化を実感したそう。「エスコンフィールドHOKKAIDOがきっかけとなり若い世代の人が増えてくれたら」とまちの発展に期待する。

◇終活交流会を立ち上げ
社会保険労務士の資格を取ってからも、年金について勉強をする機会が多かったことから「高齢化が進む北広島市で自分も何か役に立てないか」と考えるようになった。
11月には「よりよく生きるための終活コミュニティ」を立ち上げた。エンディングノートを作成するなど市民同士の交流の場を月1回の頻度で開く予定だ。「年金や終活のことなど、困ったことがあったら気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。
平井さんに今後の抱負を聞いてみた。「地域の方の悩みに寄り添えるよう、周りの情報を積極的に集めていきたい」と話してくれた。
これからも高齢者に寄り添おうと意気込む平井さんを応援したい。

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