人の森

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●広島東洋カープから3位指名
・滝田　一希(たきた・かずき)さん
美沢在住。黒松内町出身で、小学生のとき2人の兄の影響で野球を始める。星槎道都大学の硬式野球部に所属。10月26日のプロ野球ドラフト会議で、広島東洋カープから3位の指名を受け、プロ入りを決めた。

◆勝ちにこだわる選手に
◇プロを目指すまで
星槎道都大学4年の滝田さんは、同大の硬式野球部に所属している。野球を始めたのは小学3年生の頃。「2人の兄が野球をやっていて、一緒にキャッチボールなどをしているうちに本格的に野球を始めるようになりました」
大学時代に一番記憶に残っているのは、入学後の初登板のとき。そのときの投球が散々な結果だったので悔しい思いをしたそう。それをばねにして練習に励み、時速150kmのストレートを投げられるまでになりプロを目指す自信に繋がった。「あの経験があったから、ここまで成長できたと思っています」と振り返る。

◇ドラフト指名
ドラフトの当日は、大学内の教室で野球部の仲間と会議の様子を見ながら指名を待っていた。「多くの人が応援してくれている中、指名されなかったらと不安でどきどきしていました」と当時の様子を振り返る。指名された瞬間は「早い段階での指名に驚いたけれど、うれしかったです」と笑顔で心境を語った。

◇エスコンフィールドで活躍したい
野球の練習の傍ら、エスコンフィールドHOKKAIDOでアルバイトをしていた滝田さん。初めて球場を見たときの印象は「大型ビジョンが今まで見たことないくらい大きくてすごかったです。ファンと選手が近いことも魅力。いつか自分もこの球場で活躍できるように頑張ります」と力強く話した。

◇今後の抱負について
目標としている選手は広島東洋カープで活躍した大野豊さん。「22年間先発やリリーフで好成績を残してチームから信頼されていた様子を拝見し、すごいなと思った」。
滝田さんに今後の抱負を聞いてみた。「指名していただいた球団で最後まで野球をすることが夢なので、頑張りたいです。勝ちにこだわり活躍することが、応援してくれている方への恩返しだと思っています。エスコンフィールドでも投げる姿を見せたいですね」と語ってくれた。
プロの選手としての活躍を目指す、滝田さんを応援したい。