人の森

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・生命保険会社から市に派遣
斉藤　香菜(さいとう・かな)さん
札幌市在住。
第一生命保険株式会社との企業連携で、企業版ふるさと納税を活用した人材交流として4月から2年間市に派遣。現在、観光振興課に配属されている。

◆民間企業の視点を生かし市に貢献したい
◇生命保険会社から派遣
第一生命保険(株)道央支社から派遣されている斉藤香菜さん。第一生命は生命保険を取り扱うだけでなくウェルビーイング(将来にわたって全ての人々が世代を超えて安心に満ち、豊かで健康な人生を送れる状態)の考えから、民間企業に勤めている専門的な知識を持った人材を、地方公共団体などに派遣する企業版ふるさと納税(人材派遣型)の制度を活用し、4月1日現在で58自治体に61人派遣している。
地方公共団体での業務を経験することで、地域に貢献できるだけではなく人材育成につながり、経験したことが会社に戻ったときにも役に立つそう。

◇北広島に来て
斉藤さんは、今まで三井アウトレットパーク札幌北広島に来たことはあっても、JR北広島駅周辺にはあまり来たことがなく、電車で通り過ぎる街というイメージが強かった。
「ボールパーク建設が決まってから、大きな事業が動き始め、まちが新しくなり、北広島の認知度が上がってきましたね。そんな時に、まさか北広島で仕事ができるとは思わなかったのでうれしかったです」と話してくれた。
知り合いからも「北広島で働けていいね」とうらやましがられたそう。

◇仕事のこと
市役所で働き始めて、最初は民間企業とのギャップに驚いたそう。早く慣れることが当面の目標だが、民間企業から派遣されて来た意味を考え、そんな視点を生かして市に貢献していけたらと考えている。
「観光関連の仕事は一から作り上げるなど自由度が高いですね。アイデアをどんどん出して、外からの目線で良いところを見つけてPRしていきたいです。これからしっかり自分の役目を果たしていけたらと思います。2年間がむしゃらに頑張ります」と抱負を聞かせてくれた。
今後、イベントなどの観光関連の事業で、たくさんの方たちと触れ合うことになるだろう。PR活動などで北広島を盛り上げていってほしいと願っている。