人の森

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・国内外のコンクールで入賞
桜庭　花音(さくらば・かのん)さん
広葉中学校1年。里見町在住。
3歳から札幌コンセルヴァトワールで棚瀬美鶴恵先生のもとピアノを始める。令和4年ピティナ・ピアノコンペティションE級(高1以下)北日本本選第1位・北海道教育長賞・全国大会ベスト17賞などのコンクールで入賞している。

◆幸せを届けられる音楽家に
◇ピアノを始めたきっかけ
桜庭花音さんは小さな頃から、ピアノをおもちゃのように弾いていた。父がオーボエ、母がフルートを吹いていたことから音楽が大好きだった。
3歳の誕生日からピアノを始め、現在も棚瀬先生のレッスンに通っている。5月に行われたスケルツォ国際ピアノコンクールと、6月のマンハッタン国際音楽コンクールで第1位に輝くなど、国際コンクールで受賞を重ねている。
ピアノの魅力は、音色を変えて演奏することで、一人でオーケストラのような演奏ができること。一人で弾くだけではなく連弾や室内楽などはさらに音楽の幅が広がり、ピアノを通して言葉が通じなくても共通の感動を分かち合えることだそう。

◇北広島のこと
「自然が多く、ピアノを弾くのに大切なひらめきをもらっています。練習に行き詰ったときなどは緑の中を散歩しています。芸術文化ホールは素晴らしく、私の一番大好きなホールでもあります。北広島が大好きです」と笑顔で話してくれた。

◇今後の目標、将来の夢
昨年からソニーCSLピアノアカデミー生として学んでいる。多くの出会いと学びの1年になったそう。
特に、世界各地で演奏活動を行い国際ピアノコンクール審査委員も務めるディーナ・ヨッフェ先生のレッスンから音楽家として大切なことをたくさん学んでいる。
「この学びがコンクールの結果にもつながりとてもうれしく思っています。札幌コンセルヴァトワールの先生やソニーの先生、学校の先生、友達など多くの人たちに支えられて今の自分があると思います。応援してくれる方への感謝の気持ちを忘れず一人一人の心に幸せを届けられるような音楽家になりたいです」と、語ってくれた。
たくさんの方への感謝を忘れずに毎日努力をする桜庭さん。これからも素晴らしい音楽を多くの方たちに届けてほしい。

*8月9日(水)、芸術文化ホールホワイエでのロビーコンサートに出演します。
詳しくは、本紙19ページをご覧ください。