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北海道北広島市

・北海道のラグビーをけん引
津軽 敦志(つがる・あつし)さん
共栄町在住。
高校からラグビーを始め、日本国有鉄道に入社、札鉄ラグビー部で競技を続けた。JR北海道開発事業本部勤務を経て、札幌駅総合開発(株)に勤務。国体道代表などの監督を務め、(一財)北海道ラグビーフットボール協会理事長などを歴任。9月開幕のラグビーワールドカップフランス大会を前に同協会の会長に就任した。

◆ラグビー人気を確かなものに
◇ラグビーを始めたきっかけ
津軽さんは中学まで陸上競技(中距離走)をしていた。高校でも続けるつもりでいたが、同級生の兄がラグビー部に所属していて「ラグビーの方が面白いよ」と誘われ高校ではラグビー部へ入部した。社会人クラブでも競技を続け29歳引退した。
ラグビーはイギリスのラグビー校でフットボールのゲーム中に少年がボールを持って走ったことが起源と言われている。津軽さんは足が速かったのでバックスとして相手を抜き去り、トライを決める快感に夢中になったそう。ラグビーの良さは足が速い、体格が良いなどの特徴を生かせるポジションが必ずあることだ。役割が与えられることで、仲間意識や尊敬の念が生まれてくる。

◇すごいと思うラグビー選手
札幌山の手高校卒業で日本代表のリーチ・マイケル選手。中学を卒業後ニュージーランドから札幌へ留学生として来日し高校3年で高校日本代表。東海大学2年の時、U―20日本代表主将を務め大学卒業後、平成23年ワールドカップへ出場。27年のワールドカップでは主将を務め、心技体で日本代表チームをけん引してきた彼の行動や活動を津軽さんは尊敬している。9月に行われるラグビーワールドカップフランス大会でも活躍してほしいと願っている。

◇北海道のラグビーについて
市内に住むことになったのは妻の実家があったからだ。総合体育館では毎年タグラグビー全道大会が開催されている。クラーク博士が「少年よ大志を抱け」のメッセージを北広島の地で残した通り、いろんなことに挑戦する強い意思がある街だと感じている。北広島がスポーツや文化などを世界に発信する場になってほしいそう。
「高校の全国大会でベスト4へ進出するチームや、全国大学選手権へ駒を進めるチーム、高校女子のラグビーチームを各地域につくり国体で優勝を目指したい」と話してくれた。
夢は北広島に老若男女誰でも楽しめるラグビークラブを作ること。そのために芝生のグラウンドとクラブハウスが必要だ。ラグビーを通し、世代間交流を深める場所づくりが進むことを期待したい。

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