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[防災特集]災害から命を守る

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北海道北広島市

9月1日は防災の日です。大正12年のこの日に関東大震災が発生したこと、昭和34 年9月26 日に伊勢湾台風が日本に上陸し、戦後最大の被害を受けたことなどを教訓に、災害への心構えを忘れないよう、昭和35 年に制定されました。
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。備えは万全ですか。

◆災害は忘れたころにやってくる
地震や津波などの自然災害は、時として、想像を超える力で襲ってきます。
日本では平成7年の阪神・淡路大震災や平成23年の東日本大震災など大規模な災害に加え、毎年のように豪雨や大雪、竜巻などの災害が多発しています。市内においても大きな災害が発生していて、地球温暖化により、自然災害の発生件数は増加傾向にあり、今後も起こる可能性があります。

◆災害が起こる前に備えを
こういった災害から命を守るためには、一人一人の災害に対する心構えや知識、備えが必要となってきます。しかし、日ごろから防災対策をしておくことで、被害を少なくすることはできます。
地震や豪雨などによる全国的な被害は、決して人ごとではありません。自分や周りの人の身の安全を守るため、災害が起こる前に何を備えるべきか、起こったときに何をするべきか、この機会に見直してみませんか。

◆北広島の災害
◇昭和56年8月4日~6日・8月23日~24日
豪雨と台風第15号により石狩川本支川の10カ所が破堤。濁流が流れ込み、農作物が全滅した地域もあった。函館本線千歳線など全道で鉄道10線が不通。国道36号・12号のほか、17本の幹線道路が通行止めになった。

◇平成22年12月2日
札幌市清田区を震源に深さ10km、マグニチュード4・5の内陸型地震が発生。震源地に近い大曲地区では震度4相当と想定される揺れが発生し、大きな被害を受けた。

◇平成30年9月6日 北海道胆振東部地震
胆振地方中東部を震源に深さ37km、マグニチュード6・7の地震が発生。市内全域が停電し一部地域で住宅が倒壊、避難指示(緊急)が発令された。

◆災害に備えましょう
◇風水害に備える
集中豪雨や強風による倒木被害が、交通や電気などのライフラインに大きな被害をもたらすことがあります。天気予報や気象情報に注意し、避難場所・経路を確認。非常備蓄品・持ち出し品を準備しましょう。

◇土砂災害に備える
土砂災害の要因となる降雨について、日頃から天気予報などで確認しましょう。
[土砂災害の前ぶれ]
◦山鳴りがする
◦雨が降り続いているのに川の水位が下がる
◦川の流れが濁り、流木が混ざり始める など

◇地震に備える
家の耐震診断やブロック塀の点検・補強をしましょう。地震時のけがの原因は家具の転倒によるものが最も多く、室内が散乱し逃げ遅れる原因にもつながります。家具などの配置や固定方法について見直しましょう。

◆家族同士の安否確認方法は決まっていますか
別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、
日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合っておきましょう。

◆詳しくは防災マップをチェック
浸水想定区域など最新の情報のほか、災害への備えや各家庭に備えておきたい持ち出し品・備蓄品リストなど、防災に関する重要な情報が満載です。活用していざという時に備えましょう。
*指定避難所一覧は、本紙16ページにも掲載していますので、ご覧ください。

◇防災マップを改定しました
・防災地図をA1判(594mm×841mm)で作成しました。市内全域の浸水想定区域や土砂災害警戒区域、指定避難所を一目で把握することができます
・必要な地域だけ取り出せるよう地区別避難所マップを挟み込みにしました。見やすい場所に貼るなどして、家族全員が確認できるようにしましょう

◆総合防災訓練を実施します
9月2日(土)、北広島市防災ステーションで、令和5年度北広島市総合防災訓練を行います。市では災害時に迅速・的確に対応できるよう5年ごとにこの訓練を行っています。

◇訓練の内容
・体験…初期消火体験、救急救命体験、煙体験、降雨・流水体験、非常食の試食
・見学 救出訓練、消火訓練、水防訓練
・防災車両などの展示
*訓練見学の申込みは終了しました。

問い合わせ:危機管理課
【電話】372-3311・内線3343

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