令和6年度の予算が市議会第1回定例会で可決されました。予算の概要と主な事業をお知らせします。
◆令和6年度予算が決定
昨年は、北海道ボールパークFビレッジが開業し、道内外や海外から多くの方が本市に訪れたことで、まちに新たな活気が生まれた年となりました。この活気を確かなものとし、人口減少や少子高齢化が進む中で引き続き、防災対策や子育て環境の充実、地域経済の活性化など、市民の皆さまが将来にわたり「安心して暮らし続けられるまち」「笑顔あふれるまち」そして「着実に成長するまち」の実現に向け、まちづくりを進めていきます。
令和6年度は、第6次総合計画の4年目となります。計画に掲げるまちづくりのテーマ「自然と創造の調和した豊かな都市」と、めざす都市像である「希望都市」「交流都市」「成長都市」の実現に向け引き続き、各種施策に取り組んでいくとともに、第6次総合計画の中間見直しに向けた基礎調査を行っていきます。
福祉・健康については、大曲学童クラブの狭あい化解消などのため、令和7年4月からの供用開始に向けた移転整備を行うほか、高齢者の認知機能低下を予防し積極的な社会参加を促すため、補聴器購入費の一部補助を行っていきます。
教育・文化については、昨夏の猛暑を受けた対策のため、市立小中学校の保健室などにエアコンを設置するほか、北広島の開基140周年を記念した事業を行っていきます。
安全・安心については、令和6年8月からの稼働に向け引き続き、防災食育センターの建設工事を進めていきます。
都市基盤・生活環境については、除排雪の効率化のため、デジタル技術の導入を行うほか、JR北広島駅西口周辺エリア活性化のため、複合交流拠点施設、居住交流施設などの整備を進めていきます。
産業・観光については、新たな工業団地造成や産業集積の可能性についての調査・検討を行うほか、地域おこし協力隊を1人増員します。
ボールパーク構想については、ボールパークからもたらされる価値と機会をより多くの方々に感じてもらえるよう、関連事業への市民参加促進や近隣市町村などとの連携による構想の推進に、引き続き取り組んでいきます。
物価高騰対策については、小中学校・保育所などに対し、給食費の食材費物価高騰分の補填を行うほか、市内の消費を喚起するためキャッシュレス決済ポイント還元事業を行っていきます。
◆新たな時代に「挑」む年
令和6年度は明治17年に和田郁次郎翁ら広島県人25戸103人が本市に入植してから、140年の節目の年となります。先人達がのこした挑戦し続ける精神をもって、希望あふれる未来を思い描き、社会課題の解決に挑んでいくとともに、市政運営に当たっては引き続き「市民との連携」「魅力発信による活性化」「持続可能な市政運営」を基本理念として、活力と魅力に溢れ、市民の皆さまが将来に夢と希望を持てるまちづくりに取り組んでいきます。
北広島市長 上野 正三
◆決定しました 令和6年度予算
令和6年度の全会計の予算総額は、486億2,268万円で前年度と比較し1.9%、9億1,674万円減少しました。このうち一般会計予算は285億7,221万円で前年度と比較して6.6%、20億2,406万円減少しました。
◆令和6年度 一般会計の概要
問い合わせ:企画課
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